人生

幼い命を救う為にメダルをオークションに

今週のお題「好きなスポーツ」 心温まるニュースに触れました。東京五輪でポーランドの マリア・アンドレイチェク選手は、 女子やり投げ決勝で 銀メダルを獲得しました。ツイッターによると マリア・アンドレイチェク選手は、 幼いポーランド人の少年の 心臓…

やる気が出ない時こそ成長と飛躍のチャンス

今週のお題「やる気が出ない」 以前営業をしていた時のことです。朝起きたくないし、営業に行きたくありませんでした。頭では起きなければ、行かなければ、と分かっていても、体が言うことを聞きません。 ギリギリまで抵抗していましたが、結局しぶしぶ出か…

小さな大きな一歩

今週のお題「おうち時間2021」 これは私が知人から聞いた話です。 ヘレン・ケラーは目が見えない、耳が聞こえない、話せないという三重苦を抱えていました。アニー・サリバンという最高の師と出会い、誰もが知る偉人となりました。 今からお話しするのは、ヘ…

立ち止まって見つめ直す

お題「#この1年の変化」 1年を振り返ると、何と言っても新型コロナウィルスの出現が一番の衝撃でした。令和を迎えたばかりですが、平成、昭和を遡り、江戸時代まで逆戻りしたような気持ちです。 今までの常識が通用しなくなりました。時代の迷子が大勢生まれ…

下坐に生きる③

三上さんが食べたのを見届けて、少年は初めて心を開き、話を聞きます。どんなに良い話でも、人は心を開かなければ聞く耳を持ちません。三上さんは、人は誰かの役に立つように生まれてきた話をします。しかし少年はあと数日の命です。 「俺はもう明日にも死ぬ…

下坐に生きる②

少年の前に一人の人物が現れます。その人は、一軒一軒トイレ掃除をしながら訪問する事で有名な、一灯園という京都にある修養団体の、三上和志さんという方でした。この病院に有り難い話をする為に来しました。 三上さんの話が終わったあと、院長先生が、重体…

下坐に生きる①

ドキュメンタリー作家の神渡良平氏の本は、事実だけに、いつもとても感動します。そして説得力があります。氏の本に『下坐に生きる』という本があります。その中に、温かい心で孤独で寂しい少年の心を溶かした方の話があります。今日から3回に渡って、話のお…

ゴールは通過点

コロナ禍で初めての年末年始を迎えました。年末からの神社への分散参拝やリモート参拝、キャッシュレス賽銭など初めての事ばかりです。 昨日は息子に誘われて近くの神社にお参りに行って来ました。ちょっとした正月気分を味わう為です。 今日は昼食後にテレ…

生き方によって、より美しくなる

「花は何故美しいか ひとすじの気持ちで咲いているからだ」 という八木重吉の詩があります。花も人間も全身全霊を込めて、一筋に生きている姿は美しいと思います。 何も背伸びをしたり、悲壮感を持って頑張るというのではありません。自分の中にある個性や気…

短所の修正より長所を伸ばす

男性の私が書くのも少し変ですが、以前女性のお化粧の話を聞いた事があります。化粧の上手な人と下手な人がいるそうです。 下手な人は、自分の顔の気に入らない部分を丁寧に修正しようとするそうです。すると、もっと不自然になるようです。例えば、鼻が低い…

心医 ホ・ジュン

今週のお題「もう一度見たいドラマ」 私はこの韓国ドラマ以上に感動したドラマを見た事がありません。全68話ありましたが、3回見ました。毎回引き込まれるように次が見たくなります。もう一度見てみたいと思います。 主人公が何度も涙を流しますが、見ている…

宝くじに当たるより難しい「生まれる確率」

今週のお題「感謝したいこと」 「有り難い」という言葉は「ある事が難しい」即ち「存在する事が難しい」と言われます。 遺伝学の世界的な権威である筑波大学の村上和雄教授がいます。その方の話によると、 「子供は両親から遺伝子を受け継いで生まれます。一…

「幸せだから感謝するのではなく、感謝するから幸せなのだ」③

今週のお題「感謝したいこと」 その後、二十年以上経ってからのことでした。何か衝動にかられて、ふと本屋に入ると、突然ある本がスーッと目の前に飛び込んできました。まるで私を待っていたかのようでした。すかさず手に取って、パッと開いて見ました。する…

「幸せだから感謝するのではなく、感謝するから幸せなのだ」②

今週のお題「感謝したいこと」 しかし何にもないのに、感謝するのは難しいと思いました。誰も話を聞いてくれない。一つも買ってもらえない。実績は何もない。どうして良いかも分からない。お腹はペコペコ、これでどうやって感謝するんだろうと思いました。 …

「幸せだから感謝するのではなく、感謝するから幸せなのだ」①

今週のお題「感謝したいこと」 以前も書きましたが、暗闇の中で、この言葉に出会って、希望の光が見えました。 新人研修で、訪問販売をしながら田舎を回っていた時のことでした。一所懸命に一軒一軒訪ねましたが、朝から昼頃まで、買ってくれる人は一人もい…

感謝の三段階

今週のお題「感謝したいこと」 感謝には三段階があります。第一段階は、受けた恵みに感謝することです。これは普通誰でもすると思います。人から贈り物を貰ったり、くじが当たったり、試験に受かったり、何か良いことがあると、感謝の思いが湧きます。この感…

「未来のミライ」に見る永遠のテーマ

今週のお題「最近見た映画」 「未来のミライ」というアニメの映画を見ました。子供のアニメと思って、あまり期待はしていませんでしたが、少し考えさせられました。 親からとても愛されていた男の子がいました。妹のミライが生まれてから親の関心は妹に移り…

「百聞は一見に如かず」の続き

「百聞は一見に如かず」ということわざに続きがある事を最近知りました。子供に言うと、学校で習ったから知ってるよ、と言いました。最近の常識のような感じでしたが、私にとっては新鮮だったので書きました。 百聞は一見に如かず 百見は一考に如かず 百考は…

両足義足で托鉢人生

今週のお題「最近見た映画」 少し前に「本日ただいま誕生」という映画を見ました。小沢道雄さんという僧侶の実話を基にした映画でした。 主人公は戦争の捕虜としてシベリヤに抑留され、凍傷で両足を切断して帰国しました。 最初は人の手を借りながらも、不自…

まるで映画のような人生

今週のお題「最近見た映画」 以前「ショーシャンクの空に」という映画の感想を載せました。無実の罪で牢屋に入れられた主人公が何年も掛かって脱獄する話です。 昨日80代の老婦人と会い、話を聞いている内に、「ショーシャンクの空に」を思い出しました。そ…

誰もが繋がる事を求めている(下)

地球は一つの生命体だと言われます。地球上の全ての存在は運命共同体であり、皆繋がっています。 漁師が山に木を植える、という活動があります。山に木が多いと落ちた葉や実の栄養が雨で川に流れ、海に栄養豊富な水が流れ込みます。そしてプランクトンが増え…

誰もが繋がる事を求めている(上)

今までの歴史は、色々なものを一所懸命に切ったり分けたりしてきました。 科学の科は禾編に一斗・二斗の斗と書きます。米を分けるという意味があります。科学は物を分けて、分けてどんどん小さくし、分子・原子・素粒子と分解して研究していきます。 医学を…

⑦自分も喜び、人も喜ぶ仕事

今週のお題「読書感想文」 「サザエさん」の四コマ漫画に次のようなのがあります。①マスオさんが会社の帰りに、屋台のラーメン屋に寄って、ラーメンを食べていました。 ②すると、お抱え運転手の高級車に乗った社長らしき人が、窓を開けて屋台のおじさんに向…

⑥木も人も無限の可能性を持つ

今週のお題「読書感想文」 人間も過保護に育てると自分では何もできなくなります。子供にも忍耐力をつけさせる事が大事です。赤ちゃんが泣いても、すぐ抱かずに少し泣かせてから抱くのが良いという話を聞いた事があります。 また「バリアフリー」ではなく、…

④最後に愛は勝つ

今週のお題「読書感想文」 絶対に不可能と言われていたリンゴを栽培した方がいます。青森の木村秋則さんです。木村さんの「奇跡のリンゴ」は無農薬、無肥料です。本や映画になっているので、ご存知の方が多いと思います。本を読んでとても感動しました。何に…

③私の知らないところで私を生かす力

今週のお題「読書感想文」 二人目は、イエス・キリストです。イエスは無実の罪で十字架に架けられました。その時期がイスラエルの祭りと重なり、慣例として罪人を一人恩赦する事ができました。 総督ピラトはイエスか強盗殺人をしたバラバか、どちらを放免す…

②生きようとする者は死に、死のうとする者は生きる

今週のお題「読書感想文」 一人目は「塩狩峠」という映画を見た時に出会いました。これは「長野政雄」という方の実際にあった出来事を三浦綾子が小説にして映画化したものです。 それは冬の北海道で起こりました。旭川近くの塩狩峠を蒸気機関車が越える時に…

①大海原で会った青年と老人

今週のお題「読書感想文」 中学校の時に、とても優秀な同級生がいました。その人が書いた読書感想文が廊下に貼り出されました。何という本の感想文かは忘れました。50年近くも前の事なので記憶は曖昧ですが、読んだ一部が今でも心に残っています。 「船が沈…

夏の歌⑤「四季の歌」

今週のお題「夏うた」 「四季の歌」ですから、当然「夏」もあります。「夏」の歌詞は「夏を愛する人は 心強き人 岩を砕く 波のような 僕の父親」です。以前も書きましたが、私は大学の卒業式に出られず、学長からではなく、父から三つの「祝辞」をもらいまし…

①雨のつぶやき

今週のお題「傘」 傘が活躍する梅雨の季節になりました。しかし、多くの人が雨を嫌がるのではないでしょうか。 「あいにくの雨」 「うっとうしい梅雨の季節」 「じめじめした嫌な雨」 「悪い天気」 雨は敵(かたき)のように邪魔者扱いされることが多いようで…