人生

家系の盛衰⑦繰り返し

お題「#おうち時間」 よく代々その家系で同じ現象が繰り返される事が多い。例えば、代々長男が立たない家系がある。長男が跡を取らなかったり、長男が生涯独身だったり、男の子が生まれなかったりする。代々短命の家系や代々養子の家系もある。 代々女性が強…

家系の盛衰⑥志を引き継ぐ

お題「#おうち時間」 仕事を退職したある男性に会った。息子さんが突然大学をやめて、歌手になりたいという。せっかく苦労して入った大学なのに、中退するのは残念でしょうがないと悔やしがっていた。 聞いていくと、お祖父さんが歌手を目指して田舎から東京…

家系の盛衰⑤親子の繋がり

お題「#おうち時間」 70代の婦人と40代の娘さんが二人で暮らしていた。顔を合わせると毎日喧嘩していた。 「クソ婆、早くくたばってしまえ!」 「バカ娘、とっとと嫁に出て行け!」 の繰り返しだった。だから食事もいつも別々だった。 婦人は、自分が生まれて…

家系の盛衰④血は争えない

お題「#おうち時間」 代々商売をしていた家があった。子供は三人姉妹で下二人はすでに嫁いでいた。残った長女に婿養子を迎えて、商売を継いでもらった。 そこに男の子が三人生まれたが、皆芸術家肌だった。三人とも音楽や絵画の道に進んでしまい、誰も商売を…

家系の盛衰③養子の家系

お題「#おうち時間」 養子が先祖にいる家系は多い。子供が生まれず養子を取る場合や、女姉妹だけなので婿養子を取る場合もある。 その中には財産を相続できない家の次男や三男などが財産家の家に養子に行く時がある。すると、その養子は肩身が狭い思いをする…

家系の盛衰②女性は偉大

お題「#おうち時間」 家運に対して、男性と女性とどちらがより大きな影響を与えるだろうか?興味深い例があった。 いわゆる「飲む、打つ、買う」のお爺さんがいた人と大勢会った。ほとんどの人の家系が衰退していた。同じように「飲む、打つ、買う」のお爺さ…

家系の盛衰①家族の木と根

お題「#おうち時間」 人間を木に例えると、先祖は根っ子、親は幹、私は実に当たる。子供は種という事になる。 木は根っ子から水や栄養分を吸収する。人間は親や先祖の愛情や感謝の思い、立派な行いを栄養分として生まれて来ると思う。時には、先祖の多大な犠…

⑤「殿、利息でござる!」陰徳に感動

今週のお題「カメラロールから1枚」 GW最終日の昨日、テレビで「殿、利息でござる!」という映画を見た。日本映画で久し振りに感動した。何度も込み上げてくる涙を押さえることができなかった。事実に基づいて作られていたので、とても心に響いた。 初めと後…

私の激レア体験

今週のお題「激レア体験」 今週のお題「激レア体験」について、映画やドラマの話ばかり書いてしまったが、自分自身の体験も沢山ある。実は、すでに幾つか書いてしまったので、今回はパスさせて頂いた。もし関心のある方は次の箇所を読んで頂ければ幸いだ。20…

「レ・ミゼラブル」④許しの力

今週のお題「激レア体験」 ジャベール警部は執拗にジャン・バルジャンを追い続ける。まるで親のかたきのようだ。しかしパリで暴動を起こした市民に捕まってしまう。ジャン・バルジャンにとってジャベール警部は目の上のたんこぶだ。市民たちはジャベール警部…

「レ・ミゼラブル」②魂の人々

今週のお題「激レア体験」 ファンティーヌがコゼットを預けたテナルディエ夫婦に騙されて、髪を売り、歯を抜く場面がある。とても痛ましい、そしてテナルディエ夫婦に対して腹立たしく絶対に許せない場面だ。 しかし私がストーリー以上に気になったのは、フ…

「レ・ミゼラブル」①やり直し

今週のお題「激レア体験」 今NHKでレ・ミゼラブルを放映している。「ショーシャンクの空に」は牢獄の中での話がほとんどだったが、「レ・ミゼラブル」は牢獄を出てからの話がほとんどだ。同じように絶望の中で希望を見つけながら生きた激レアな人生なので、…

「ショーシャンクの空に」①牢獄

今週のお題「激レア体験」 今私たちは、世界中の人々が皆、激レアな体験の真っ只中にいると思う。新コロナウィルスとの戦いだ。 地震や台風など地域的な災害はあるが、世界が同時に巻き込まれるような大きな災難は、戦争以外にはないと思う。ただ戦争と違う…

④コロナからの手紙

コロナの犠牲者が、微小粒子状物質PM2.5で空気が汚染された中国やパリ協定から離脱したアメリカなどで多く出ているのは偶然とは思えない。CO2排出量は中国が1位、アメリカが2位でもある。 人類は便利な文明と引き換えに、大きな代償を自然界に払わせてきた。…

③コロナからの手紙

買い物のマイバッグは良く見かけるようになった。待機電力の節電なども、かなり浸透しつつあるような気がする。 エアコンは、夏の冷房は28度、冬の暖房は20度が望ましいと言うが、余り守られていないと思う。特に夏の電車やデパートは寒過ぎる。私は毎年夏に…

②コロナからの手紙

昨日のVivienne R Reichさんの「コロナ・ウィルスから人類への手紙」は強烈なメッセージだと思う。何か大切なことに気づいたり、目を覚ますことは勿論のこと、一人一人の具体的な行動が変わらなければならないと思う。 今地球は本当に病んでいる。地球の肺と…

①コロナ・ウィルスから人類への手紙

これは、Vivienne R Reich という方がインスピレーションを受けて書かれたものです。すでに知っている方がいるかもしれませんが、和訳をつけてくれた方がおり、シェアして良いとのことで載せます。[コロナ・ウィルスから人類への手紙]地球は囁きました。 で…

最終日の出会い

営業をしていた時の話だ。ある目標に向かって、一ヶ月間の取り組みをしていた。あと一週間なのに、まだ半分もできていない。少し焦っていたが、望みを最後の一週間に懸け、必死に歩んだ。そして遂に最終日を迎えた。 最終日にもかかわらず何故か不安はなかっ…

新人研修の思い出⑥一番不幸な人

その後、数年立ってからこの地方に縁あって、仕事で行った。その地方で唯一私が知っている人がNさんだったので、気になって訪問した。 久し振りで少し道に迷ったが、家を探すことができた。インターフォンを押して、玄関の外で待っていると、Nさんが出て来た…

新人研修の思い出⑤一番不幸な人

新人研修で訪問販売をしていた時だった。カバンに商品を一杯詰めて、任地に向かった。何を販売したかは覚えていないが、いやにカバンが重たかったような気がする。 その日は山の奥で車を降りて、田舎の一本道を歩いて下って来た。道の途中、途中に点々と村が…

新人研修の思い出④門の貼り紙

門に貼ってある言葉を何度も繰り返して暗唱した。そして、どうしたら、感謝の心になるのかを考えてみた。 何にもないのに、感謝するのは難しいと思った。話も聞いてくれない。誰も買ってくれない。実績は何もない。どうして良いかも分からない。これでどうや…

新人研修の思い出③門の貼り紙

暗闇の中で、たった一つの言葉に出会って、希望の光が見えることがある。私は暗闇の中で、二つの言葉と出会った。 新人研修で、訪問販売をしながら田舎を回っていた時のことだった。一生懸命に一軒一軒訪ねたが、朝から昼頃まで、実績が全くなかった。色々工…

新人研修の思い出②万年ビリ

一ヶ月寝ている間に色んなことを考えた。 「何故あんな馬鹿なことを考えたのだろうか?」 「何故本当に事故が起こったのだろうか?」 「また何かを願ったら、それが叶うのだろうか?」 あれやこれや考える中で、一つの結論に至った。 「強く心の中で願ったこ…

新人研修の思い出①万年ビリ

「仕事の思い出」のお題が出たので再度載せます。 私には絶対にしたくない仕事が三つあった。 一つ目は医者だ。気が小さいので、血を見たくなかったからだ。 最近のテレビドラマは流血シーンが多いと思う。しかも生々過ぎる。真っ赤な血がドバっと出る。つい…

泣き婆さんと笑い婆さん

泣き婆さんの話を聞いた。昔、お婆さんがいて、二人の息子がいた。一人の息子は傘屋だった。もう一人は紺屋(染め物屋)だった。 そのお婆さんは晴れると泣く。 「傘屋の息子が可哀想だ。傘が売れない。」 雨が降るとまた泣く。 「紺屋の息子が可哀想だ。染め…

必ず叶うインディアンの雨乞いと赤ちゃんの要求

インディアンが雨乞いをすると、必ず雨が降るという話を聞いた。何か特別な秘術や儀式があるのだろうか、と思って聞くと、 「雨が降るまで祈るから。」 というのが答えだった。しかし、このような当然とも言える行為を、私たちはしていないことが多い。 この…

「鈴の鳴る道」の深い意味

駅に行く途中に躓いて転びそうになった。ぼーっとして歩いていたからだ。工事中で道に沢山の凸凹ができている。あちこちに小さな段差があったり、突然ちょっとした坂がある。良く見て歩かないといけない。 そう言えば、以前読んだ本を思い出した。「鈴の鳴る…

私を成長させてくれた門の貼り紙の二つの言葉

今週のお題「〇〇の成長」 暗闇の中で、たった一つの言葉に出会って、希望の光が見えることがある。私は暗闇の中で、二つの言葉と出会った。 新人研修で、訪問販売をしながら田舎を回っていた時のことだった。一生懸命に一軒一軒訪ねたが、朝から昼頃まで、…

不安と恐怖から希望と喜びに

今週のお題「〇〇の成長」 私は子供の時からいつも何かに怯えていた。心の中は不安と恐怖でいっぱいだった。その重みに耐え切れず、潰されてしまうのではないかと思った。だからいつも現実から逃げ出すことばかりを考えていた。 小学校一年生の頃から、生き…

猫から人間に成長した私?

今週のお題「〇〇の成長」 子供の時に家で猫を飼っていた。名前はマリと言った。白と黒の斑模様の毛をしているメス猫だった。寝ていると、よく布団の中に入って来た。冬は湯たんぽ代わりになった。朝起きてみると、兄の布団の中で子猫を何匹か生んでいたこと…