お題「#おうち時間」
家運に対して、男性と女性とどちらがより大きな影響を与えるだろうか?興味深い例があった。
いわゆる「飲む、打つ、買う」のお爺さんがいた人と大勢会った。ほとんどの人の家系が衰退していた。同じように「飲む、打つ、買う」のお爺さんがいたにもかかわらず、子孫が繁栄している人にも会った。何が違うのだろう、と先祖を調べてみた。
衰退した家系は皆決まって、お婆さんがお爺さんやその家系を恨みながら死んでいた。結婚に対しても大きな恨みを持っていた。しかし、繁栄した家系は皆お婆さんがお爺さんを恨んでいなかった。結婚も悔いてはいなかった。結局お婆さんの心の姿勢で、衰退と繁栄が分かれたらしい。
ある婦人に会った。代々男が酒乱の家系だった。夫もひどい酒乱だという。しかし不思議にも、三人の息子は成人しても誰も酒を飲まない。どうしてそんな事ができたか聞いてみた。夫は酒を飲むと必ず暴れるが、酒を飲まない時は仕事熱心で、とても心の優しい人だという。夫が酒を飲んだ日は絶対に避けて、酒を飲まない心の優しい夫の時に、いつも子供を孕んだという。代々同じ血筋でありながら、女性の「選択」によって流れが変わってしまった。
どうも家系の善し悪しや盛衰を決める重要な鍵が女性にはあるようだ。まるで、女性は善の実と悪の実を付ける木のようだ。
立派な人物の背後には、偉大な母がいる。偉人の母という話はたくさんあるが、偉人の父という話は余り聞かない。野口英世の母シカ、徳川家康の母於代の方、エジソンの母ナンシー、イエスの母マリヤなど、やはり女性は偉大だ。
続く