甘くて美味しい八女茶

今週のお題「好きなお茶」
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 私は苦いお茶が苦手です。あえて飲むとすれば、玄米茶です。
 実家にお茶の木がありました。毎年茶摘みの時期になると、おばあちゃんが葉っぱを取って、七輪の上に鍋を乗せ、お茶の葉を煎っていました。見ていると面白くて、私も煎るのを手伝ったりしました。細い小さな棒状になって、完成すると、
「美味しいから飲んでごらん。」
と、おばあちゃんがお茶を出してくれました。
 しかし、そのお茶の苦いことと言ったら、この上ありません。一口で参ってしまいました。何故こんな苦くてまずい物を大人は飲むのだろうと、いつも思っていました。いまだに苦いお茶は飲めません。
 ある時、旅行で福岡の八女市に行きました。広いお茶畑がありました。近くの農家に立ち寄ると、お茶が出ました。それが甘くて美味しくて驚きました。
 お茶は全て苦いものと思っていたので、びっくりです。こんなに甘いお茶があったとは知りませんでした。
 旅行から帰ってからも、あえて買ってまでお茶を飲む習慣がなかったので、八女茶にはその後もお会いしていません。
 今は家でも外でも毎日もっぱらコーヒーしか飲みません。また機会があれば、あの八女茶を飲んでみたいと思います。

この世の物とも思えない五味子茶

今週のお題「好きなお茶」
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 以前韓国の江華島に行ったことがあります。高麗時代にモンゴルから逃れるために、一度都が置かれたところでもあります。
 そこに、とても古いお寺がありました。その境内に歴史を感じるお茶屋さんが一軒ありました。
 おすすめの飲物を聞くと、五味子茶(オミジャチャ)だと言うので、注文しました。一度に五つの味を味わうことができると言うのです。
 趣のある茶碗に、赤っぽい色をしたお茶が出てきました。とても良い香りがしました。
 一口飲んでみると、大変まろやかな中に、甘味や苦味、酸味、辛味、塩味の五つの味が微妙に変化しながら、感じられました。
 人によって、感じる味が違うようです。どの味を強く感じるかによって、その人の体調が分かるのだそうです。更に体の悪いところを治す効能があり、昔から漢方薬として用いられてきたようです。
 一口飲むたびに、口の中に深い味わいが広がります。今まで味わったことがない、何とも言えない幸せな気分になりました。
 その後何日も、口の中に五味子茶の味と香りが残っていた記憶があります。
 帰りに空港で、五味子茶の土産を探しました。数種類を買って帰りました。しかし家で飲んでも、どれもあのお寺で飲んだ深い味わいはありませんでした。がっかりです。
 その後も五味子茶を見ると、様々飲んでみましたが、一度もあの味には出会いません。
 もう一度あの幸せな味を味わってみたいと思っています。

去りゆく夏と秋の気配

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 気温の低い日が続きます。長袖や上着が必要な日が多くなりました。暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、彼岸を待たずに秋が来たような陽気です。
 田んぼは一足早い実りの時を迎えました。赤とんぼが飛んで来る前に、すでに稲刈りを終えた田んぼが目立ちます。
 しかし良く考えたら、ここ何年か赤とんぼを見た記憶がありません。去年銀やんまを小さくしたようなトンボを見た覚えはあります。
 このまま秋に突入するのか分かりませんが、個人的にはもう少し夏の暑さを味わいたいものです。
 ベランダのブドウもそろそろ収穫を迎えます。2種類とも種から育てて、10年以上経って実を付けるようになりました。残念ながらブドウ狩りとはいきません。少し酸っぱいので、毎年ジュースやジャムにします。
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 去年撒いた唐辛子の種から去年たくさんの収穫がありました。その切り株から枝が伸びて、今年は去年よりも大きな唐辛子の実がなりました。
 去年の唐辛子とベランダで採れたニラを使って何度かキムチを作りました。毎日朝晩食べています。とても美味しいニラキムチです。ニラも今は花が咲いています。
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 もう一度暑さが戻って来るようです。長袖を出したり、半袖を出したりと、落ち着かない日もあと少しでしょうか。夏が去るのは寂しいですが、大好きなコスモス畑を早く見たい気もします。

種の中の小さな宇宙

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 山の頂上に登って美しい景色を見たり、旅行して珍しいものに出会ったりすると感動します。
 しかし日常の身近な中にも、たくさんの感動が転がっています。
 空気を吸えること、太陽の光や温もりに触れること、水を飲めること、自分の手で箸を持って食事ができること、自分の足で歩けること、目が見えること、耳が聞こえること、・・・。
 数えたら切りがありません。全て当たり前かもしれません。しかし、これらが当たり前ではない人も大勢います。
 コロナになる前は、外出の時に大気汚染の為にマスクをしなければならない国がありました。水道水を安全に飲める国は日本を含めて世界に10数ヶ国だと言われます。
 自分の手や足が自由で使えない人もいます。目や耳が不自由な人もいます。
 コロナになってから、旅行や移動が大変制約されています。日々の生活の中にも不便なことがたくさんあります。
 こんな時こそ、身近な中の小さな感動を見つけて味わうチャンスだと思います。
 私が一番感動するのは、植物の種です。先日撒いたばかりのセロリの種からあちこちに芽が出ました。去年知人から頂いた鉢植えセロリの花が咲き採取したものです。
 たった一つの苗からたくさんの種ができます。1ミリにも満たない種の中に根や茎、花や葉などの遺伝子情報が整然と書かれていることは驚きです。種の中には小さな宇宙があるのだと思います。
 種から育てたミニトマトはあと4つか5つでお仕舞いです。長い間ほぼ毎朝食卓を飾ってくれました。来年の種も採取しました。これから収穫を待っているのは、種から育てたブドウとゴーヤです。小さな種が毎日感動を与えてくれます。

散々だったスピーチ大会

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 今日ハングル教室のスピーチ大会がありました。全国大会の予選です。60の手習いで学び始めて2年近くになります。今までは紙上の勉強ばかりでしたが、初めてのスピーチの機会でした。
 文章を作成して、先生に添削してもらいました。何度も文章を練り直していて、結局文章が完成したのは大会の前日です。その文章を先生が読んで、録音をしてくれました。その録音を聞いたのは、大会当日の朝です。
 朝何度も録音を聞いて発音を確認して準備しました。文章を追いながら先生が録音してくれた声を聞いていると、自分もスラスラ読める気がしてきました。
 しかし発表の5分前になって、大切なことに気がつきました。まだ一度も声を出して練習していなかった、と。
 スピーチ大会なのに、一度も声を出して練習していないなど、有り得ないことです。それでも何となくできるのではと、淡い期待を寄せていました。
 私の番が回ってきて、始めた途端に期待は木っ端微塵に吹き飛んでしまいました。つっかえ、つっかえで目も当てられません。スラスラ読めると思ったのは幻想でした。
 考えれば、普段テキストや練習帳とは良く向き合っていましたが、声を出すことは滅多にありませんでした。
 また一からやり直すことにしました。一週間経つと、学んだ単語をほとんど忘れてしまいます。無謀な挑戦のようにも感じますが、やりかけた限り、もう少し挑戦してみようと思います。

幼い命を救う為にメダルをオークションに

今週のお題「好きなスポーツ」
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心温まるニュースに触れました。

東京五輪ポーランド
マリア・アンドレイチェク選手は、
女子やり投げ決勝で
銀メダルを獲得しました。

ツイッターによると
マリア・アンドレイチェク選手は、
幼いポーランド人の少年の
心臓手術費を工面するために、
彼女の五輪銀メダルを
オークションに出したそうです。

オークションで競り落とした
コンビニ大手『ジャプカ』は、
アンドレイチェク選手にメダルを返還し、
手術費の提供を決めたそうです。

アンドレイチェク選手の
次の話に心を打たれました。

「メダルの真の価値は常に心の中にあります。
メダルはただの物質ですが、
使い方によっては
時に素晴らしい価値を持ちます。
この銀はクローゼットで
ほこりを被る代わりに、
人の命を助けられるんです。
だから病気の子どもを救うために
オークションに出す決断をしました」
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普通なら、
メダルを家の一番目立つ所に飾って、
客が来る度に
自慢したい人が多いと思います。

中々できることではないと思います。
アンドレイチェク選手の優しい心に
金メダルを差し上げたいと思います。

好きなスポーツ 柔道

今週のお題「好きなスポーツ」
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 好きなスポーツと言うと、やはり自分が実際していたものに関心がいきます。中学、高校と6年間柔道をしていました。強くはありませんでしたが、黒帯まで取れたのがせめてもの慰めです。
 オリンピックもついつい柔道を見てしまいます。今回は日本が9つの金メダルと合わせて12のメダルを取りました。さすがにお家芸です。
 お互いに相手の出方を伺ったり、自分の組み手にこだわって消極的な試合が目立ちましたが、一本を取ると、日本人に限らず、見ていて気持ちの良いものです。
 中学の時は道場の建物がありませんでした。部活の時間になると、体育館の床の片隅に、畳を背負って敷きました。
 練習が始まると、必ず畳がずれて、畳と畳との間に隙間ができました。危ないので、その度に足の裏で畳を蹴って直していました。
 高校の時は立派な道場がありました。練習が厳しく、何度もへこたれそうになりました。新しい技を覚える度に嬉しくて、練習に打ち込んだ記憶があります。
 中学と高校の時に一度ずつ足を骨折しました。高校の時は、そのお陰で修学旅行に行けなかったのが苦い思い出です。
 先日書きましたが、最近道路の真ん中で一回転して転びました。(https://bit.ly/3yV6xRX)その時柔道の受け身をとっさにして、かすり傷もなく助かりました。こんなところで40年以上前に習った受け身が役に立つとは思いもしませんでした。