菊祭りと散歩

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 先日妻と久し振りに川越の街に行きました。朝から快晴で、絶好のサイクリング日和でした。国道沿いの快適な自転車道を通って行きました。途中左に雪をかぶった富士山が良く見えました。
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 ゆっくりと景色を楽しみながら、30分ほどで街に着きました。まず喜多院に行き、お参りをしました。七五三の着物姿の子供たちがあちこちに見えました。
 境内のもみじはまだ青く、紅葉には少し早い時期でした。喜多院の境内では菊祭りが行われていました。丹精込めて育てた菊が、ずらりと並んでいました。
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 たった一本の茎から、何百という花が花火のように咲いている千輪咲き、松やさつきのような盆栽作り、崖から垂れ下がっているように見える懸崖作り、一本の茎から三つに分かれているだるま作りなど、見事な菊が所狭しと咲いていました。
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 私は盆栽作りが一番好きです。苔の上に、何十年も育てた松のような年月と風格を感じるからです。これをわずか一年で作るのは凄いと思いました。妻も一つ一つをじっくり眺めながら、しきりに感心していました。
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 菊を堪能した後は、蔵の街通りに行き、自転車を置いて、ウインドウショッピングを楽しみました。コロナの前に比べると、若干少ないくらいの人出かなと思います。時の鐘の所まで歩いて行き、道の反対側を歩いて戻りました。
 再び喜多院に戻り、昼食をしました。妻も私も小豆が好きなので、最後に境内で売っていた今川焼きを買って食べて帰りました。のどかな秋の一日でした。

牛の系図

今週のお題「肉」
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 兄が三重県に住んでいるので、実家に帰ると、松阪牛のお土産を頂くことがあります。
 ある年に頂いた松阪牛には、牛の系図が入っていて驚きました。親牛と祖父母の牛が系図に載っていて、それぞれの名前まで書いてありました。由緒ある松阪牛だと証明するものだと思います。
 期待に外れることなく、舌触りが柔らかく、噛むと口の中で溶けるような美味でした。頂き物でないと中々口にできません。
 馬にはサラブレッドというのがありますが、牛にも血統書があるとは知りませんでした。
 ところで以前、自分の家系図を調べたことがあります。4代前に一度血統が絶えていました。家系を残そうと、他の家の長男が養子として入って来ました。そのお陰で家系は存続することができました。何故長男が養子に来たのか、そのいきさつは分かりません。
 また養子の実家の苗字が本家の屋号と同じことに気が付きました。それは偶然ではなく、養子に来てくれたお陰で家系が繋がった恩を忘れない為だと思います。
 養子の実家というのは、得てして忘れ去られ易いものです。そもそも養子という存在は下に見られることが多くあります。先祖が家系を絶やさずに残そうとした足跡、そして養子に敬意を表し大事にしたことを知って誇りに思いました。家系図を通して、自分も家系や血統というものを大切にしていきたいと思いました。

久し振りに鯨の肉

今週のお題「肉」
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 最近久し振りに鯨の肉を食べました。子供の時に食べて以来、50年振り以上です。子供の時の印象は、味がぎゅっと締まっていて、噛めば噛むほど甘みや旨味が出てきました。しかし残念ながら、今回食べた鯨は美味しくありませんでした。少し、がっかりしました。
 日本は海外から捕鯨の件では多くの非難を浴びています。実際何が正しいかは分かりませんが、牛や豚を聖なる動物として食べない国もあります。動物その物を食べないベジタリアンもいます。食文化というのは、国や民族、人によって違うので、難しい問題です。
 ミンク鯨は一日に150キロ前後の魚やオキアミを食べるそうです。更に世界中の鯨を合わせると、人類が食べる魚の3倍から5倍を食べているといいます。鯨が増え続けると、魚がいなくなってしまうのではなかと心配してしまいます。
 毎年850頭のミンク鯨が調査の為に捕獲されています。市場にも出回っているということですが、見たことはありません。どこに行ってしまうのでしょうか?
 海は食料の宝庫です。一匹の魚がたくさんの卵を生みます。マンボウは3億個、マグロは5千万個、ブリは150万個、サバは10万~40万個、イワシは1万~10万個、鮭は3~4千個、サンマは千~5千個位生むといいます。実際は他の魚などに食べられて、生き残るのはわずかです。しかし、卵を隔離して、人工孵化ができれば、無尽蔵に増やすことができるはずです。
 海のない長野県や山梨県でサーモンの養殖をして、出荷までしています。近大マグロはとても有名です。もっともっと養殖が盛んになると良いと思います。
 魚は刺身で食べることができるので、燃料も要らず、二酸化炭素も出しません。地球環境に優しい食べ物です。しかも、肉を食べてきた西洋人に対して、魚をたくさん食べてきた日本人は長生きです。もっと魚や鯨を食べるのが、健康のためにも環境のためにも良いと思います。

毎日肉の食べ放題

今週のお題「肉」
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 南米のウルグアイに2週間ほど滞在した時のことです。毎日牛肉が食べ放題でした。この国は、牛の数が人間よりも多いのです。空港から宿泊先に向かう途中に、広い牧場がありました。牧場と言うよりも、大草原がどこまでも広がっていました。無数の牛が放し飼いにされていて、のんびりとした雰囲気でした。
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 朝食は毎朝庭でバーベキューでした。大きな肉の塊を網の上に乗せて、焚き火で豪快に焼いていました。肉の塊から自分で好きなだけ切り取って、かぶりつきました。その肉の旨いことと言ったらありません。幾らでも食べることができました。牛肉の他に、スイカも食べ放題でした。
 行ったのは12月の末でしたが、南米なので真夏でした。確かに昼間は半袖1枚で十分でしたが、夜はジャンバーを着ていても寒かったです。1日の中に春夏秋冬があるようでした。
 人々は皆のんびりとしていました。町の中の水道管が破裂して道路に水が溢れているのに、何日経っても直す気配がありませんでした。いつかその内直るだろう、といった感じでした。大きな道路を荷物を引いた馬がゆっくりと走っていました。
 街に行くと、金属の装飾品や珍しいもので溢れていました。特に革製品が多くありました。牛の革です。肉は食べて、革は鞄やベルト、服などに加工していたのです。まさに牛の国でした。
 ウルグアイはスペインが治めていた時代が長く、言葉もスペイン語ですが、街並みもスペイン風の雰囲気でした。
 驚いたのは川のスケールです。ラ・プラタ川が流れていますが、川幅が百キロ以上もあります。対岸は全く見えません。まるで海でした。川の水は茶色く染まっていました。何度か釣りに行きましたが、その翌日は肉と一緒に釣った魚が出ました。魚も食べ放題でした。名前は忘れましたが、さっぱりとした美味しい魚でした。
 広い草原と広い川、そして海もあるので、肉と魚の両方を味わう事ができました。南十字星を初めて見ました。様々な思い出がありますが、あの牛肉の味は忘れられません。

甘くて美味しい八女茶

今週のお題「好きなお茶」
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 私は苦いお茶が苦手です。あえて飲むとすれば、玄米茶です。
 実家にお茶の木がありました。毎年茶摘みの時期になると、おばあちゃんが葉っぱを取って、七輪の上に鍋を乗せ、お茶の葉を煎っていました。見ていると面白くて、私も煎るのを手伝ったりしました。細い小さな棒状になって、完成すると、
「美味しいから飲んでごらん。」
と、おばあちゃんがお茶を出してくれました。
 しかし、そのお茶の苦いことと言ったら、この上ありません。一口で参ってしまいました。何故こんな苦くてまずい物を大人は飲むのだろうと、いつも思っていました。いまだに苦いお茶は飲めません。
 ある時、旅行で福岡の八女市に行きました。広いお茶畑がありました。近くの農家に立ち寄ると、お茶が出ました。それが甘くて美味しくて驚きました。
 お茶は全て苦いものと思っていたので、びっくりです。こんなに甘いお茶があったとは知りませんでした。
 旅行から帰ってからも、あえて買ってまでお茶を飲む習慣がなかったので、八女茶にはその後もお会いしていません。
 今は家でも外でも毎日もっぱらコーヒーしか飲みません。また機会があれば、あの八女茶を飲んでみたいと思います。

この世の物とも思えない五味子茶

今週のお題「好きなお茶」
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 以前韓国の江華島に行ったことがあります。高麗時代にモンゴルから逃れるために、一度都が置かれたところでもあります。
 そこに、とても古いお寺がありました。その境内に歴史を感じるお茶屋さんが一軒ありました。
 おすすめの飲物を聞くと、五味子茶(オミジャチャ)だと言うので、注文しました。一度に五つの味を味わうことができると言うのです。
 趣のある茶碗に、赤っぽい色をしたお茶が出てきました。とても良い香りがしました。
 一口飲んでみると、大変まろやかな中に、甘味や苦味、酸味、辛味、塩味の五つの味が微妙に変化しながら、感じられました。
 人によって、感じる味が違うようです。どの味を強く感じるかによって、その人の体調が分かるのだそうです。更に体の悪いところを治す効能があり、昔から漢方薬として用いられてきたようです。
 一口飲むたびに、口の中に深い味わいが広がります。今まで味わったことがない、何とも言えない幸せな気分になりました。
 その後何日も、口の中に五味子茶の味と香りが残っていた記憶があります。
 帰りに空港で、五味子茶の土産を探しました。数種類を買って帰りました。しかし家で飲んでも、どれもあのお寺で飲んだ深い味わいはありませんでした。がっかりです。
 その後も五味子茶を見ると、様々飲んでみましたが、一度もあの味には出会いません。
 もう一度あの幸せな味を味わってみたいと思っています。

去りゆく夏と秋の気配

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 気温の低い日が続きます。長袖や上着が必要な日が多くなりました。暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、彼岸を待たずに秋が来たような陽気です。
 田んぼは一足早い実りの時を迎えました。赤とんぼが飛んで来る前に、すでに稲刈りを終えた田んぼが目立ちます。
 しかし良く考えたら、ここ何年か赤とんぼを見た記憶がありません。去年銀やんまを小さくしたようなトンボを見た覚えはあります。
 このまま秋に突入するのか分かりませんが、個人的にはもう少し夏の暑さを味わいたいものです。
 ベランダのブドウもそろそろ収穫を迎えます。2種類とも種から育てて、10年以上経って実を付けるようになりました。残念ながらブドウ狩りとはいきません。少し酸っぱいので、毎年ジュースやジャムにします。
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 去年撒いた唐辛子の種から去年たくさんの収穫がありました。その切り株から枝が伸びて、今年は去年よりも大きな唐辛子の実がなりました。
 去年の唐辛子とベランダで採れたニラを使って何度かキムチを作りました。毎日朝晩食べています。とても美味しいニラキムチです。ニラも今は花が咲いています。
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 もう一度暑さが戻って来るようです。長袖を出したり、半袖を出したりと、落ち着かない日もあと少しでしょうか。夏が去るのは寂しいですが、大好きなコスモス畑を早く見たい気もします。