神様の愛「電気」


 だんだんと日が短くなりました。夕方、自転車でライトを点けて乗ることも多くなりました。道の正面からとても明るい一つの光が近づいてくるので、バイクかなと思いました。すると同じ自転車でした。ライトの光を見ながら、ふと思いました。
 発電は、太陽光や風力、水力だけでなく、自転車でもできるんだと。自分も電気を作っていたんだと、初めて気づきました。
 私たちの生活に電気を欠かすことはできません。スイッチ一つで灯りがついたり、暖かくなったり、涼しくなったり、料理ができたり、電車が動いたりします。最近は車も電気で走ります。
 父が発電所に勤務していたので、子供の頃にあちこちの発電所を見学した記憶があります。

 実家のそばに、駒橋水力発電所があります。今から115年前に、東京に初めて大容量の長距離送電をおこないました。モーターはドイツのジーメンス製、水車はスイスのエッシャウイス製だったと記憶しています。
 水が落ちる力で水車を回して、電気を作る仕組みを知りました。父の仕事が誇らしく感じました。
 東日本大震災のときに、輪番停電があり、ローソクで夜を過ごしました。そのときほど電気の有り難みを感じたことはありません。
 スイッチ一つで当たり前のように電気が使えるので、ふだん電気に感謝することはありません。
 電気の恵みを与えてくださった神様に感謝します。

神様の愛「雲」


 自転車で家に帰る途中、橋の上で西の空を見ると、空が少し赤く染まっていました。雲の間から太陽の光がもれていました。それが川に映し出されて、とても綺麗な景色でした。自転車をとめて、思わず写真を撮りました。
 雲は、空でさまざまな演出をします。そして、私たちの目を楽しませてくれます。
 空に雲がない日は、ほとんどありません。晴れた日に浮かんでいる雲は、さまざまな想像をかき立ててくれます。
 鳥が翼を大きく羽ばたいている雲、鯨が泳いでいるような雲、地図のような雲、人の顔のような雲もあります。

 夕日で真っ赤に染まった雲が好きです。とても幻想的です。ずっと見ていたい気持ちに誘われます。
 雲海も好きです。ふるさとの山から見た雲海は、今でも脳裏に焼きついています。昇仙峡のロープウェイで登った山から見た雲海も見事でした。富士山頂から見た雲海や飛行機の窓から見た雲海も忘れられません。

 うろこ雲も好きです。とても幸せな気分になります。秋がきたのを一番感じる雲です。
 雲が演出する美しい景色があります。雲の切れ目から太陽の光が筋となって、幾つも放射状に降り注ぐ現象もひとつです。天使の梯子といいます。旧約聖書に登場するヤコブという人物にちなんだ名前です。

 ヤコブは光の筋の梯子を天使が登り降りするのを見ます。その時に神から大きな祝福をもらいます。それに対して、ヤコブは大きな決断をします。
 私が重要な決断をせまられた時に、ちょうど目の前に天使の梯子が現れて、神の祝福を感じたことが何度かありました。雲による不思議な導きです。

 家の近くから富士山が見えます。たまに、頂の上にレンズ雲が現れます。二重に現れたこともあります。富士山の近くには、よく雲が出ます。
 最近は空一面が雲で覆われた日が多くなりました。雨が降ったりやんだりです。雨雲も私たちの生活に必要な大切な雲です。
 同じ形の雲とは、二度と出会うことはありません。雲は、そのときどきに、何か気づきを与えてくれます。雲を創造してくださった神様に感謝します。

神様の愛「バナナ」


 果物の中で、バナナほど食べやすいものはありません。洗う必要も、切る必要もありません。皮は子どもでも簡単に剥けます。しかも甘くて美味しいです。値段も手頃です。
 子どものときは、バナナは高級品でした。風邪をひいたときしか食べられませんでした。
 今は、ほとんど毎日のようにバナナを食べます。しかし黄色い新鮮なバナナは食べません。シュガースポットが出るまで待ちます。黒くて丸い小さな点々です。
 シュガースポットが増えるほど、免疫力を高めてガンを予防する効果がアップすると、日本癌学会で発表されました。シュガースポットがたくさんあるバナナは、買ったばかりのバナナの10倍の効果があるといわれます。

バナナのシュガースポットの効果
①免疫力アップ
②癌の予防
③便秘解消
④ストレス解消
⑤血糖値の正常化
⑥体温調整(下げる)
⑦心臓発作のリスク低減
脳卒中のリスク低減
⑨ダイエット効果(1本100g85kcal)
⑩貧血防止
⑪骨を作る
動脈硬化予防

 シュガースポットになると、すぐに傷みやすくなります。安いときにたくさん買うと、すべてのバナナが一緒にシュガースポットになってしまいます。そういうときは冷凍します。食べる三十分くらい前に出して解凍します。すると、とても甘くて美味しい食感になります。夏は凍ったまま食べます。100パーセントバナナのアイスです。
 神様がバナナを創造してくださったことに感謝します。

神様の愛「彼岸花」


 今朝、仕事に行く途中、道端に彼岸花が咲いていました。近くに頭だけ出した芽も幾つかありました。

 彼岸花は、必ず彼岸が近づくと、何もないところから突然芽を出します。そして数日で一気に茎を伸ばして花を咲かせます。
 彼岸花は一つの花ではなく、複数の花の集合体です。通常一つの花茎に五個から七個の花を外側に向かってつけます。それぞれ細長い花弁が六枚あり、スマートで弧を描いた長い雄しべがあります。とても芸術的な形をしています。見ていて飽きません。私は、あの形が大好きです。

 埼玉の日高市に、巾着田というところがあります。高麗川が180度ぐるっと回って、巾着袋のような形の土地ができました。そこに、毎年彼岸花が群生します。林の中に、深紅の花が咲き誇るさまは壮大です。

 隣にコスモス畑もあり、彼岸花とコスモスのコラボは見事です。畑の中に水車小屋があり、とても良い雰囲気をかもしだしています。

 ところで、彼岸とは向こう岸という意味で、仏教でいうところの極楽であり、悟りの境地です。それに対して、此岸はこちら岸であり、私たち煩悩の世界です。ですから本来お彼岸は、先祖のためだけではなく、自分自身が悟りを開くために、六波羅蜜という修行をする期間です。
 彼岸花曼珠沙華ともいいます。曼珠沙華は、お釈迦様の説法中に空から降りてきた花です。見た者の罪悪を払ってくれる天界の花です。
 彼岸花を忌み嫌う人もいますが、実は幸せを運んでくれる縁起の良い花です。彼岸花を創造してくださった神様に感謝します。

神様の愛「桃」


 私は山梨出身ですが、葡萄と桃は小さいときから身近な果物でした。
 桃は熟したら、皮をスルッと手で剥いて、丸かじりをするのが好きでした。
 隣の家に、スモモの木がありました。ピンポン玉くらいの実がたくさん成りました。これを貰って毎年食べるのが楽しみでした。種を庭に植えたら、ちょうど大学に入学する年に、祝ってくれるように花が咲いたのを覚えています。
 桃は古事記日本書紀にも、鬼や邪気を払う「神の実」として登場します。ですから、桃太郎も柿太郎や梨太郎ではなく、桃でなければならなかったようです。
 以前、食べた桃の大きな種をベランダの鉢に植えました。そしたら、芽が出て、大きくなりました。数年前に花が咲きました。

 今年もたくさん花が咲きましたが、残念ながら実は途中でみな落ちてしまいました。花見ができただけでも感謝でした。
 先日、桃を買って家族で食べました。まだ固かったので、皮はすんなり剥けませんでした。丸ごとかぶりつきましたが、ジューシーで美味しい桃でした。桃を創造してくださった神様に感謝します。

神様の愛「虫の合唱」


 朝、虫の鳴き声で目が覚めます。夜、寝るときは虫の鳴き声が子守歌です。
 スズムシ、マツムシ、コオロギなどが、あちこちで大声で合唱しています。不思議と、うるさいとは思いません。かえって心地よい響きです。オーケストラを奏でているような気もします。
 鳴くのはほとんどオスの虫のようです。縄張りを主張したり、メスへのアピール、仲間との意志疎通などのためだとか。
 一日中鳴いて、相当なエネルギーを消費して、疲れないのだろうか?いつエサを食べるのだろうか?同じ場所にずっといて退屈しないのだろうか?などと、いろいろと心配してしまいます。
 アリとキリギリスの話があります。キリギリスはアリみたいに働いているようには見えません。しかしアリが言うように、キリギリスは美しい音色で私たちを幸せな気分にしてくれます。これも立派な仕事だと思います。
 秋に虫の鳴き声が消えたら、さぞかし寂しくなると思います。

神様の愛「葡萄」


 ベランダに葡萄の鉢が三つあります。すべて、食べた葡萄の種を撒いて育てたものです。
 食べた葡萄は一粒の直径が3センチくらいありましたが、ベランダの葡萄は1センチくらいしかありません。しかも種が大きくて、中身の半分が種です。
 毎年収穫してジュースやジャムにします。今年はジャムを作りました。ヨーグルトに入れたり、パンにぬって食べましたが、何とも幸せな味でした。
 キリスト教では、葡萄酒はイエスの血の象徴であり、聖餐式という儀式で葡萄酒を飲みます。葡萄は特別な果実です。
 学生時代に葡萄園でアルバイトをしたことがあります。デラウェアを種なしにするために、ジベレリンという薬に浸けました。コップに入った薬を、一房一房すべての葡萄につけます。上を向いての作業を一日中おこない、首が痛くなった記憶があります。これを一週間以内に、すべての葡萄に二度おこないました。葡萄を種なしにするには、大変な手間がかかるのだと思いました。
 小学校のときには、勝沼の葡萄園に遠足に行きました。葡萄狩りをしたり、ワイン工場の見学をしました。皮のまま葡萄を搾って、紫色の汁がドッと流れてきた光景を今でもはっきり覚えています。

 私は葡萄が大好きです。今年もシャインマスカット、ピオーネ、巨峰、藤稔などを食べました。子供の頃はデラウェアがほとんどでした。ベリーAという品種もよく食べました。
 最近は品種改良などで、次々と新しくて美味しい葡萄が出てきます。断面がハート型の品種や一粒が卵くらいの大きな品種などさまざまです。
 葡萄を創造してくださった神様に感謝します。今年も、もうしばらく美味しい葡萄を味わいたいと思います。