神様の愛「干し芋」

今週のお題「芋」

 私はサツマイモが大好きです。私が住んでいる川越ではサツマイモのことを「十三里」と呼びます。「栗より旨い十三里」という言葉があります。「九里(くり)」と「四里(より)」を合わせると「十三里」になります。
 サツマイモは、ふかし芋や天ぷら、大学芋など、何にしても美味しいですが、とくに干し芋が好きです。
 買うと比較的高価なので、毎年自分で干し芋をつくります。サツマイモは、いつも決まって紅はるかです。干したあと、いつまでも長いあいだ、ねっとりしていて軟らかく、甘い味がします。芋は箱で買ってきます。
 蒸かして、皮をむいて、スライスして、網に入れて、外に干します。三日以上干すので、天気予報で三日以上晴れる日を確認してから蒸かします。
 三ヶ月くらい毎日食べます。美味しいものは、毎日食べても飽きません。そのままでも美味しいのですが、オーブントースターで温めます。すると、さらに軟らかく、甘くなります。
 サツマイモを創造してくださった神様に感謝します。