神様の愛「冬」


 朝バス停に向かう途中に今年初めての霜柱を見ました。車のフロントガラスは凍り、水路には薄い氷が張っています。

つい先日まで紅葉だった木を見ると、葉が一枚も残っていません。いよいよ本格的な冬が来たなと思いました。
 バスからは真っ白い富士山が朝日を反射して、輝いて見えました。空気が澄んでいて、くっきりと見えます。
 天気予報を見ると、東日本の日本海側や長野などは、一週間で雪マークのないところは一つもありません。
 以前は、冬が大嫌いでした。大の寒がりやだからです。ハワイのような年中暖かいところで暮らしたいなと思いました。
 しかし、最近は冬も良いかなと思うようになりました。冬は星が綺麗に見えます。害虫がいなくなったり、土がすぐ渇かないので、ベランダ菜園の仕事も少し楽になります。大好きな鍋料理も美味しくなります。干し芋作りには最適な気温です。焼き芋も美味しい季節です。
 近所の川沿いに散歩道があります。落ち葉の道をザクザク踏みながら散歩するのも楽しいです。
 ダウンと防寒三点セット(マフラー、手袋、ニット帽)があれば、外の寒さもそんなに気になりません。
 冬が毎年やってくることを神様に感謝します。