神様の愛「白梅、紅梅、蝋梅」


 今日は天気が良く、暖かかったので、妻と散歩に行きました。しかし外に出ると風が強く、思ったよりも寒く感じました。

 そんな中、三種類の梅と出会いました。まず最初に出会ったのは白梅でした。道路沿いの畑の隅っこで、風に激しく揺られていました。開いた花も高貴で綺麗ですが、蕾も中々味わいがあります。白梅の花言葉は「気品」です。

 次に川沿いの散歩道で蝋梅に出会いました。土手の高いところに、黄色の花がびっしりとたくさん咲いた木が見えました。少し行くと、二輪だけ咲いた小さな木がありました。本当に蝋で作ったような花びらでした。

 梅はバラ科で蝋梅はロウバイ科なので、全く別の植物のようです。蝋梅の花言葉は「慈しみ」「ゆかしさ」「先導」「先見」です。下を向いて咲いている姿に奥ゆかしさを感じます。

 白梅と蝋梅を見たので、妻が
「紅梅も見たいな」
と言いました。私が
「家のベランダから見えるよ」
と言うと、
「知らなかった。」
と言います。家の近くまで戻って教えると
「こんなそばにあったんだ。」
と驚いていました。

 どちらかと言うと、妻はいつも忙しく歩くので、梅の花も目に映らなかったようです。紅梅の花言葉は「優美」「あでやかさ」です。

 そろそろ冬も終わり、春が来たような陽気になりました。今日は三種類の梅を見て、幸せな気分になりました。神様に感謝します。