家系の盛衰①家族の木と根

お題「#おうち時間
f:id:hiroukamix:20200525060441p:plain 人間を木に例えると、先祖は根っ子、親は幹、私は実に当たる。子供は種という事になる。
 木は根っ子から水や栄養分を吸収する。人間は親や先祖の愛情や感謝の思い、立派な行いを栄養分として生まれて来ると思う。時には、先祖の多大な犠牲の上に子孫が恩恵を受ける場合もある。
 人には運が良い人と悪い人がいる。生まれながらにして才能や肉体能力、環境に恵まれている人もいれば、そうでない場合もある。人間は何らかの、親や先祖の影響を受けている。
 木の根っ子は見えないが重要だ。木村秋則さんが作った無農薬、無肥料の「奇跡のりんご」の木は、普通のりんごの木の3倍も根っ子を深く張っているという。台風が来て、周りの木が倒れても、「奇跡のりんご」の木は倒れなかったという。それだけ根っ子は大切な存在だ。
 英語では家系の事を「ファミリー・ツリー」即ち「家族の木」という。「先祖」の事を「ルーツ」即ち「根」という。
 従って、親や先祖に対する孝行心や感謝の思いが大切だと思う。そして、自分自身も心を磨き、何か人のお役に立って喜んで頂ける事をする事が、良い実を成らし、良い種を残す事に繋がって行くのだと思う。

続く