コロナの犠牲者が、微小粒子状物質PM2.5で空気が汚染された中国やパリ協定から離脱したアメリカなどで多く出ているのは偶然とは思えない。CO2排出量は中国が1位、アメリカが2位でもある。
人類は便利な文明と引き換えに、大きな代償を自然界に払わせてきた。その自然や地球の声に耳を傾ける時が来た。
更に、今まで争っていた人や地域、国が共に一つとなって力を合わせざるを得なくなった。いつまでも争いを続けている場合ではない。
今私たちは立ち止まって、自分の心の声に耳を傾けなければならないと思う。忙しいという字は「心」を「亡くす」と書く。普段の生活が忙しいと、心の声を聞くことを忘れてしまう。しっかりと自分の心に尋ねて心の声に耳を傾けることが必要だと思う。
自分が何故この時代に生まれて来たか？今何故自分が生かされているか？今自分が死んだとしたら、悔いはないか？「本当はこういう人生を生きたかった。」「このようになりたかった。」誰かに対して「こうして上げれば良かった。」「こうして欲しかった。」という心残りはないか？今自分が為すべきことはないか？今自分に何ができるか？など、心に尋ねることはたくさんあるに違いない。
その上で、今度は周りの自然の声にも耳を傾けることが必要だと思う。太陽に、空気に、水に、山に、川に、動物に、植物に、その囁きに、その声に、その訴えに耳を傾けてみよう。今自分にとって大切なことが必ず見つかると思う。
