モーツァルトの作曲の秘密

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 モーツァルトは5才で初めて作曲をしたと言われている。35才で亡くなるまでに600以上の曲を残している。
 何故かモーツァルトの曲は人間の胎教だけではなく、牛や鶏にも聞かせているという。自然の波動が伝わり、ストレスがなくなり、肉や乳の質が良くなったり、卵にも良い影響があるという。
 モーツァルトは楽譜の書き直しが少ないので有名だ。何故書き直しが少ないかというと、彼は自分の頭で考えて曲を作ったのではなく、メロディーがどこからともなくやって来て、それを楽譜に移していただけのようだ。
 例えて言うと、オタマジャクシが空中を飛んでいて、彼はそれを捕まえて、五線譜の上に並べている感じだ。
 実際モーツァルト自身が自分で曲を作っている感じがしない、と言っている。誰でも一度や二度、そのような経験があるのではないかと思う。以前何度かブログにも書いたが、私も自分ではない自分が絵を描いたり、書を書いたりしたことがある。そのような時は、自分でも驚くような出来映えだ。実際絵の時も書の時も特別な賞を頂いた。
f:id:hiroukamix:20200304230154j:plain 私が思うに、モーツァルトは風が木の葉を揺らす音や小鳥が鳴きながら飛んでいく声、小川のせせらぎを聞きながら、自然が奏でる響きを、彼の心の中にメロディーとして具現化していたのではないかと思う。
 更には、雲が浮かんでいる情景や、花が咲いている景色など視覚に映るものまでも、モーツァルトの中では聴覚に変換されていたのではないかと思う。
 故に、モーツァルトの曲を聞くと、彼が聞いた風の音や小川のせせらぎだけでなく、彼が見た風景までが再現されるのだと思う。

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