③コロナからの手紙

f:id:hiroukamix:20200415053438j:plain 買い物のマイバッグは良く見かけるようになった。待機電力の節電なども、かなり浸透しつつあるような気がする。
 エアコンは、夏の冷房は28度、冬の暖房は20度が望ましいと言うが、余り守られていないと思う。特に夏の電車やデパートは寒過ぎる。私は毎年夏に防寒対策をしなければならない。
 プラスチック製品の、紙や木など地球に優しい材料への転換は、まだまだ進んでいない。マイクロプラスチックの問題はこれからだ。魚を食べるたびに、私たちの体にプラスチックが蓄積されていくのを防がなければならない。
 水質汚染も深刻だ。流れの緩い大きな川や河口、波の静かな湾などにヘドロが溜まっている。東日本大震災では、ヘドロを含んだ海水による「黒い津波」によって、強い破壊力と人体に対する悪影響が与えられていたことが分かってきた。ヘドロを含んだ水は、透明な海水の2倍の破壊力を持ち、更に大きな浮力によって建物を押し流したという。当然人間の体にも害を及ぼす。
 ヘドロの一番の原因は、あまり知られていない。実は米の研ぎ汁だ。全ての家庭が流す研ぎ汁を合わせると、バカにならない。栄養豊富な研ぎ汁によって、魚が食べきれないほどプランクトンが発生して、死滅してヘドロになる。それが川や海を汚す。悪臭を放ったり、魚に害を与える。津波も結局人災の影響が大きかった。
 川の堤防の決壊も、山の木を過剰に伐採したことにより、鉄砲水が流れることが原因になっている場合が多い。自然災害と思われているものは、実際ほとんどが人災だ。

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