神様の愛「神の手」

今週のお題「わたしの実家」
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 子供の時に、夏になると近くの川に遊びに行きました。実家近くの川には泳げるような広い場所はなく、深い場所で潜ったり、滝を滑ったり、釣りをしました。

 釣りは、「はや」という小さな魚を良く釣りました。家の庭でミミズを探して餌にしました。飽きずに一日中釣りをしたものです。
 2、30匹釣れる事もありました。釣った魚は鯉のいる庭の池に放してやりました。池で泳いでいる魚を見るのも楽しみでした。

 川では、滝で良く遊びました。滝の片側が丁度滑り台のようになっていたので、上から滑ったり、飛び降りたりしました。また滝壺が深いので、潜ったりもしました。

 滝の岩が水でえぐられていて、岩の下に横穴がありました。ある時その岩の下に潜った時に、岩に背中がくっ付いて、穴から出られなくなってしまいました。必死にもがきましたが、体が動きません。水を何杯も飲んで、意識が朦朧となりました。

 次の瞬間でした。不思議な手のようなものが私の体を穴の外に押し出してくれました。生きた心地がしませんでした。九死に一生を得た気分でした。そのような体験が1回、2回ではなく、何度もあります。私はいつも、自分が何か見えない神の手によって生かされている命だと感じています。