ゴールは通過点

f:id:hiroukamix:20210103193227j:plain コロナ禍で初めての年末年始を迎えました。年末からの神社への分散参拝やリモート参拝、キャッシュレス賽銭など初めての事ばかりです。
 昨日は息子に誘われて近くの神社にお参りに行って来ました。ちょっとした正月気分を味わう為です。
 今日は昼食後にテレビのスイッチを入れると、丁度箱根駅伝の最終区間のところで、1位と2位が入れ替わる少し前でした。道路沿いの応援もまばらの中を、必死に走っている選手たちの姿は輝いていました。昨日往路で12位だった青学は総合4位で、何と復路優勝、さすがです。
 総合1位の駒澤大学道元禅師が開祖である曹洞宗の「仏教」の教えと「禅」の精神を建学の理念にしています。選手が禅をしていたかどうかは知りませんが、マインドフルネスが流行していますので、益々禅が注目を浴びるかもしれません。
 泣いた選手もいれば、喜びに溢れた選手もいたと思います。しかし人生は、これがゴールではなく、一つの通過点です。場合によっては、これがスタートです。これからが重要だと思います。勝っても負けても、これを経験として今後の人生に、どう生かすかが大切です。一度の勝利に奢って失敗する人もいれば、失敗を教訓にして大成功を収める人もいます。
 若さには未来と希望があります。順位も自信に通じて大切かもしれませんが、走った事を通して、何を気づき、何を悟ったか、その後どのような人生を生きたかが、より問われるのではないかと思います。ともあれ、選手の皆様、お疲れ様でした。