呼吸で心と体の邪気をアウトプット

f:id:hiroukamix:20201021054049p:plain 毎朝深呼吸をします。呼吸はまず吐く事が大切だと言います。体中の汚れた空気を出し切らないと、新鮮な空気を吸い込めません。その為には3段階で息を出します。
 第1段階は肺の中から空気を出します。呼吸が浅いと、これでお仕舞いです。しかし肺だけだと空気が入れ替わらないので、汚れた空気が体に溜まってしまい、便秘と同じように病気の原因を作ってしまいます。
 第2段階はお腹をへこませながら、お腹の中の空気を出します。腹式呼吸です。寝ている時は誰でも腹式呼吸をしています。歌は腹式呼吸でないと、良い声が出ません。
 第3段階は肩で呼吸をします。肩を下げながら体中の空気を出し切ります。マラソンをした後に、肩を上下しながら激しく呼吸をします。肺とお腹だけでは間に合いません。この3段階を合わせて10秒くらい時間をかけてゆっくりと空気を吐きます。
 更に吐く時は、体中の隅々から邪気が全て出て行くようにイメージをします。風邪のひき始めの時は、悪い菌が体から出て行くのを想像します。ちょっとした風邪なら、この呼吸だけで治ります。
 また、心の中にも悪いものを溜めずに、出すように意識しています。怒りや悲しみ、不平不満などマイナスの感情を息と一緒に出します。マイナスの感情を溜めると、心だけではなく、体も病気になります。
 息を吸う時は、胸を張って、お腹を膨らませて、肩も少しあがります。一気に吸います。空気と共に、愛と感謝の気持ちを一緒に吸います。勇気や希望も吸います。
 息を吸う時は、必ず鼻でします。鼻はフィルターの役割をします。花粉やホコリだけではなく、ウィルスや細菌を軽減する働きがあります。また冷たい空気を適度な温度や湿度にしてくれます。
 更に聖書には、「神は人を造り、命の息をその鼻に吹き入れられた。そこで人は生きた者となった。」と書いてあります。
「息をする」が「生きる」に通じます。心と体の健康は、正しく「息をする」事が基本だと思います。