毎日が新しい発見と喜び

f:id:hiroukamix:20191130060841j:plain
 家を出て直ぐに、道端の日陰で今季初めて霜を見た。少し歩いて畑の横を通ると今度は霜柱があった。更に行くと、真っ白い雪を被った美しい富士山がくっきりと見えた。朝の空気は乾いて澄んでいた。空は雲一つない青空が広がっている。天気予報で、最低気温が1度と言っていた。十二月を待たずに、もう冬がやってきた。
 霜柱を見ると、つい踏んでみたくなるのは、子供の時の記憶だろうか?家の近くの田んぼ中に霜柱ができて、走り回って踏みながら、ザクザクという音を楽しんだものだ。
 川越線から宇都宮線に乗り換えて、車窓の外を見ていた。すっかり葉を落とした桜の木が数本あったかと思うと、花が満開に咲いている桜が横に並んでいた。今まで気が付かなかった。
 最近は、秋や冬に咲く桜も珍しくない。何か不思議な感覚もするが、季節外れの桜も悪くない。高麗神社に行った時も、十一月ではあったが、境内に十月桜というのが満開に咲いていた。
 久喜の手前で、遠くに筑波山が見えた。頂上には登ったことがないが、神社のあるところまでは車で行ったことがある。確か梅が咲いている季節だったような気がする。
 何があってもなくても季節は確実に巡っていく。その季節の移り変わりを楽しみたい。今日も朝から沢山の良いことに出会った。毎日が新しい発見と出会いと喜びでいっぱいだ。