心の詰まりが取れたら、尿道に詰まった石が出た?!

今週のお題「部活」
f:id:hiroukamix:20200111183126p:plain ある文化サークルに入っていた時の話だ。しかし、今日はサークルの話ではない。いつもよく来る後輩が一週間ほど顔を出さないので、電話してみた。電話に出ないので、心配してアパートを訪ねた。
 すると寝込んでいた。どうしたのか聞くと、尿道結石で痛くて痛くてしょうがないと言う。病院に行ったか聞くと、行っていないと言う。何故かと聞くと、嫌いだと言う。子供みたいなことを言う。
 今までも何度も結石があり、苦しんだと言う。色々と話をしている内に、あることに気が付いた。心の中に一杯マイナスの思いを溜め込んでいるということだ。心に悪い思いを「溜める」、そして石が「溜まる」。ふとインスピレーションのようなものが浮かび、聞いてみた。
「前々から心の中に何でも溜め込んできたのではないか?」
「そうだ。」と言う。
 そこで、今まで心に溜めてきた嫌なことや不満などを全部吐き出すように言った。すると堰が切れたように、話し出した。自分の性格に対する悩み、弟と比較されていつも悔しい思いできたこと、親への反発や恨み、など次から次へと話が止まらない。普段口数が少なく大人しい性格だと思っていたが、結局朝方まで一晩中話をしていた。最後に
「スッキリしました。」と言って、終わった。
 家に戻って数時間経ってから、連絡があった。
「石が尿と一緒に出ました。」というものだった。
 不思議なことがあるものだ。心に詰まっていたものが取れたら、尿道に詰まっていた石も取れてしまった。これこそ「病は気から」だったのかな、と思う。