神様の愛「ハナミズキ」

今週のお題「変わった」

 桜が散って、今の時期にはハナミズキが咲いています。桜ほど華やかではありませんが、桜が散った寂しさを埋めてくれるような気がします。
 毎日の通勤のバス通りに、ハナミズキの並木があります。前の職場に行く通りにもハナミズキの並木がありました。
 イチョウケヤキと違って、ハナミズキはあまり大きくならず、手入れも簡単で、害虫もつきにくいので、街路樹に多く使われるようになりました。
 百年少し前に、日米友好のあかしに、日本からは桜が贈られ、アメリカからはハナミズキが贈られました。日本人が桜を愛するように、アメリカでは、ハナミズキが愛されているようです。
 ハナミズキの花は十字の形をしているので、イエスが張りつけになった十字架の木に使われたという言い伝えがあります。
 それで花びらに、イエスが釘で打ちつけられた跡や血がにじんだ赤い斑点があるといいます。
 悲しみにくれたハナミズキの木を見た神様が、二度と十字架に使われないように、木を細くしたといわれます。
 ハナミズキの原産地はアメリカです。2千年前にはイスラエルにはなかったはずなので、この話は創作だと思います。しかし、アメリカ国民がハナミズキを愛しているがゆえに、生まれた話だと思います。
 花言葉は「永続性」「返礼」「私の思いを受け取ってください」だそうです。