神様の愛「雪」

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 久し振りに雪が降りました。田畑も屋根も真っ白です。道も所々凍りついて滑り易くなっています。駅に行く途中、遠くで大きな音がするので見ると、バイクが転んでいました。

 神様は何故雪を造ったのかなと思います。スキーやスノーボードをするためとは考えられません。雪だるまやかまくらを作るためとも思えません。それは人間の考えだと思います。

 北欧などの寒い地方では、山に積もった雪が氷河となって、山を削り谷や複雑な地形を造ります。雪は神様の彫刻刀かなと思ったりします。また殺風景な冬の景色を染める白い絵の具かもしれないと思います。神様は白い絵の具が好きなのだと思います。

 白はとても神秘的な色です。清さの象徴です。純白はどんな汚れたものも清めてしまいます。また白はどんなものも寛容に受け入れ、相手の色に染まろうとする愛と謙虚さを持った色です。

 神様は雪を見た人たちが、純粋で清い心を持ち、寛容で愛の人生を生きて欲しいと願って、雪を降らせているのかもしれません。

 そうは言っても、毎日雪を見ているのはうんざりかもしれません。雪かきや雪下ろしも命懸けです。私も数メートル積もる雪国に住んだことがあるので、大変さが少し分かります。

 せめて雪を見ながら、自分の心が少しでも純粋で清く寛容になるようにしていきたいと思います。