鷲宮神社と神楽にまつわる神のお告げ

f:id:hiroukamix:20200225145346j:plain 職場の近くに鷲宮神社というのがある。行く機会がよくある。出雲の神様を祀っている神社では、関東で一番古いという。
 普通鳥居をくぐると、正面に拝殿があるが、ここは拝殿の正面が左を向いている。
 拝殿の正面には神楽殿があり、年に六度奉納される。神様に直接神楽を捧げる為に真向かいにあるという。関東では一番古い神楽で、この神社から各地に広まったと言われている。
 一度節分の奉納の時に、神楽を見たことがある。小学生の女の子が巫女の身なりで舞っていた。神様に礼をして始まり、礼をして終わる。四隅を二人の巫女が何度も回っていた。
f:id:hiroukamix:20160214135931j:plain 舞の意味は良く分からなかったが、心が洗い清められるような気がした。
 神楽の会の会長さんに、神楽殿の裏側を見せてもらったことがある。太鼓や笛、お面や小道具の説明を受けた。
f:id:hiroukamix:20200929223245j:plain 最後に不思議な話を聞いた。神楽の後継者がいなくなり、伝統が絶えてしまいそうになった。ただ一人残った伝承者の白石国蔵さんに神が降りてきた。
「あなたに三年の命を与えるから、後継者をつくりなさい。」
 と言われたそうだ。そこで人を探して、全てを相続し終わった。すると国蔵さんは間もなく世を去ったという。丁度三年後だった。まさに神のお告げ通りになった。