冬の楽しみ 鍋と富士山と星空

f:id:hiroukamix:20191206053631j:plain 以前は寒いのが大嫌いで、冬が来ると憂鬱だった。しかし、今は冬も良いな、と思えるようになった。
 一つには、野菜や花に虫が付かないからだ。暖かい時期になると、アブラ虫などがびっしりとついて、毎日取り除くのが結構大変だ。今はその心配が全くない。
 二つ目は、鍋料理が美味しくなるからだ。キムチ鍋、石狩鍋、野菜いっぱいの鍋。名前は知らないが、兎に角、好きな魚類や肉、野菜を何でも入れて食べるのが良い。寒い中を帰って来た時は最高だ。
 三つ目は空気が澄んでいて、毎日富士山が良く見えるからだ。富士山は毎日見ても飽きない。夏と違って雪を被ったのが似合う。富士山を見ると、いつも幸せな気分になる。
 四つ目は、駅からの帰り道に、星空を見ることができるからだ。途中、両側が田んぼの道を通るが、空が広くて星が良く見える。
 オリオン座、カシオペア座白鳥座、北斗七星、など時間によって色々見える。夕方西の空にひときわ明るい星がある。宵の明星金星だ。
 12月11日頃には金星と土星が接近する。15日にはふたご座流星群の活動が最大になる。流れ星に何を願うか考えておかなくてはならない。26日には夕方に部分日食をしながら沈む太陽が見えるはずだ。日食グラスを準備しておこう(サングラスや下敷き、勿論裸眼で太陽を見ないで下さい)。星はずっと見ていても飽きないが、すぐ家に着いてしまう。
 少し前まで街灯が切れて真っ暗な場所があったが、誰か気を利かして新しい電球と替えてしまった。明るくなったのは良いが、お陰で星が見えなくなった。防犯と星空は両立しないのが残念だ。