星空が良く見える日が多くなりました。スマホの星座盤アプリを夜空にかざすと、星や星座の名前を教えてくれるので便利です。星と同じ方角を自動で示してくれる優れものです。
今まで満天の星を何度か見たことがあります。一度は富士山頂でした。山頂に着いたのは、日の出の少し前でした。空を見上げて驚きました。あんな星空は、今まで見たことがありませんでした。360度、空のどの方向を見ても隙間がないくらいに、星がびっしりと詰まっていました。どんなプラネタリウムも、この星空には絶対にかなわない、と思いました。
二度目は金剛山の麓で見た星空です。ホテルに着いて、部屋の電気を点けた瞬間に停電になりました。窓の外を見ると満天の星でした。山の中で、灯り一つない環境だったので、最高の星空でした。皆で感動したのを覚えています。
小学生の頃は天文少年でした。望遠鏡を買ってもらい、色々な天体を見ました。月や太陽、土星、木星、金星、星雲、星団、銀河などです。特に月のクレーターや太陽の黒点、土星の輪には感動しました。
宇宙にはロマンがあります。好奇心も呼び起こされます。星空を見ていると、小さな地球で、やれこの島は我が国の領土だとか、この境界線から内の土地なので、入ってはいけないとか、せせこましいことを言っているのが、バカバカしくなってしまいます。
夜空に月や星がなかったら、さぞかし寂しいと思います。月や星を創造して下さった神様に感謝します。