私が毎日必ず持ち歩く定番グッズは、昨日書いたボールペンとこれから書くノートだ。この二つは切っても切れないセットになっている。
そのノートは胸ポケットに入る小さなものだ。いつでもどこでも、必要な時に書けるように持ち歩いている。だから小さくなければならない。
この大きさのノートを使い始めて30年以上が経つ。もう200冊以上は使ったはずだ。
初めは文房具屋で買っていた。1冊4、50円だった。段々と値上がりして1冊60円になった。しかし残念ながら、途中から近所にこの大きさのノートを売っている店がなくなってしまった。それでやむを得ず自分で作るようになった。
百均の店に行き、3冊セットになっている大学ノートを買ってくる。それをカッターで小さくカットする。すると12冊できる。1冊当たり10円以下だ。しかも、一度作っておくと2年位使える。とても重宝している。
ノートは一時的なメモ用と永久保存版と二種類ある。一時的なノートの中で、残したい個所は赤線を引く。赤線の所はあとで永久保存版用ノートに書き写す。そして何度も読み返す。記憶と知恵の宝庫だ。このノートにいつも助けられている。
最近はスマホに記録することが多くなった。それでも、ノートを手放すことはない。充電する必要がなく、間違って消えることもないノートの方が安心だからだ。
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