スミレと母ちゃん

f:id:hiroukamix:20200111100424j:plain 何気ない一言が、時として相手に大きな影響を与えることがある。
「スミレと母ちゃん」という小学生の詩を読んだことがある。子供が学校の帰り道でスミレの花を見つけた。お母さんが喜ぶと思って、摘んで帰った。お母さんに見せたら無視された。子供は何もする気がなくなった、という内容だ。
 人のやる気は、誰かと自分の気持ちを共有したり、誰かに自分の気持ちを受け止めてもらった時に出ると思う。
 もし、先ほどのお母さんが子供の気持ちを受け止めていたら、その子供は意欲や力が出て、勉強を頑張ったり、どんな困難にも負けない生き方をしたに違いない。
 しかし、もし何度も同じような態度で無視されたら、いつも無気力で、無関心、無感動な人間になったかもしれない。
 子供の気持ちを受け止めて上げることはとても大事だと思った。