神様の愛「蝉」

今週のお題「自由研究」

 生物は陽の気(エネルギー)と陰の気(エネルギー)が合わさって子孫を残します。それを「蝉」について研究しました。「蝉」は時に大発生することがあります。その謎も解けます。

 毎日朝から蝉が声を張り上げて鳴いています。蝉の声を聞くと、更に暑く感じます。アブラゼミやミンミンゼミが多いようです。
 蝉は地上に出て来て、1週間くらいの命と言われて儚い命の象徴のようにされていますが、最近の研究では1ヶ月くらい生きるそうです。しかし、地中で7年も生きると言われています。中には17年も生きる蝉もいるそうです。
 いったい蝉は、7年も17年も地中で何を考えて暮らしているのでしょうか?「蝉」と「禅」が似ているのは、蝉は地中で禅でもしているのでしょうか?
 何故わざわざ暑い夏に地上に出て来るのでしょう。何故あのように大きな声で鳴くのでしょうか?
 はっきりと分かる事は、地上にいる間に、次の世代を残すという事です。多くの生物は、子孫を残す事が一世一代の大仕事です。
 蝉も他の多くの昆虫や生き物と同様に、雄と雌の交わりによって子孫を残します。これは小さな陽の気と陰の気の合体です。
 しかし他の昆虫と違って、蝉はとても大きな陽と陰の気を合体させます。それが大発生や大声で鳴くことができる理由だと思います。
 気持ち良く大声を張り上げて鳴いている蝉を見ると、地中にいた時に蓄えた7年10数年分の陰の気のエネルギーと、暑い夏の陽の気のエネルギーとを合体させて、一気に吐き出しているような強い生命力を感じます。
 蝉は太陽の莫大な陽のエネルギーと地球に埋もれている大きな陰のエネルギーを合体させているのです。これは子孫を残す為の見事な戦略だと思います。
 蝉をとおして神様の愛と創造の神秘を感じます。

神様の愛「風」


 プラットフォームで電車を待っていました。暑いので扇子を広げて扇いでいると、心地良い風が吹いてきました。扇子の風が吹き飛ばされるような強い風です。
 扇ぐ必要もないので扇子を閉じて、自然の風を受けようとしました。すると扇子を閉じた瞬間風が止んでしまいました。
 暑くなったので、再び扇子を開いて扇ごうとしました。開くと同時に涼しい風がまた吹いてきました。扇子をたたみました。同時に風も止みます。そんなことが3度も繰り返しました。
 まるで風に遊ばれている気分です。ふと以前書いた「不思議な霧」を思い出しました。あれも結局は風のいたずらです。

(https://bit.ly/2U3OolO)

 風は気ままに吹きます。時には大きな災害をもたらすこともありますが、風は大切です。暑い日に無風だと耐えられません。
 洗濯物も風が吹くのと吹かないとでは、乾きがだいぶ変わります。
 コスモスが風になびく姿は何とも言えない幸せな気分になります。
 干し柿作りの時は、カビが生えないように、一週間24時間扇風機で風を送ります。
 風にたくさんお世話になっているのに、風に対する感謝が足らないのだと思います。もっと感謝して、心地良い風を送ってもらえるように風に好かれたいと思います。
 風を創造してくださった神様に感謝します。

道路の真ん中で一回転

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 昨日とても不思議な事がありました。終活セミナーに参加するために、職場に向かって歩いていました。
 考え事をしながらボーと歩いていました。毎朝通る道で、途中いつも横断歩道ではない所を横断します。
 両側から車が来ないことを確認して、道路に一歩出た瞬間、歩道と道路の1センチくら いの段差に躓いてしまいました。ケンケンケンと左足で4、5回くらい跳ねて、体勢を起こそうとしましたが、前のめりになってできませんでした。
「絶対転ぶ。」と確信した時に、一瞬空を飛んで、反射的に柔道の受け身をしました。
 胸ポケットの手帳が飛び出して、中に挟んでいた紙が10枚くらいバラバラと道路中に舞いました。慌てて紙を拾いました。左右ともに車が来なくて幸いでした。
 しかし体はかすり傷一つなく、服も汚れませんでした。オリンピックに転び方の競技があったら、金メダルが取れたのではないか、と思うほどでした。
 不思議なのは、一瞬宙を舞った時に、このまま異次元に行ってしまうのではないかという思いになったことです。何か普通ではない力に押された気がしました。
 とても恐ろしい感覚でしたが、宙で一回転して、起き上がった時は、
「あっ、まだ生きている。」
と安堵しました。
 終活セミナーに行く途中に、異次元に行ってしまったら、笑い話にもなりません。それにしても、ヒヤッとしました。こんな転び方は初めての経験です。何か大切なことを悟らなければいけないのかなと、思っています。

不思議な霧

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 もう20年くらい前の丁度今頃のことです。とても偶然とは思えない不思議なことがありました。7人くらいでワゴン車に乗って、諏訪から松本方面に行きました。いつもの道では面白くないから、たまには別の道を走ってみようと、わざわざ遠回りをしてヴィーナスラインを通りました。ヴィーナスラインは白樺湖、女神湖、車山、七島八島、霧ヶ峰、美ヶ原高原など風光明媚なところを通る道路です。
 とてもなだらかで爽やかな道でした。遠くにはアルプスの雄大な山々の景色が見えました。見晴らしの良い高原を走るのは、とても快適なドライブでした。
 そこでたまたまニッコウキスゲの群落に遭遇しました。地平線まで山はニッコウキスゲの黄色一色に染まっていました。見事と言うしかない景色でした。思いがけない花との出会いに一同感謝しました。
 ニッコウキスゲはたった1日で花が枯れしまいます。次から次へと咲いて満開は僅か10日ほどしかありません。この辺のニッコウキスゲは毎年7月20日頃に咲くのでした。知らずに来たのに、幸運でした。感動して、必ず再び来ることを花に誓いました。結局その後、10回ほどヴィーナスラインに来ることになります。
 ある年の夏、またヴィーナスラインに行きました。勿論目的はニッコウキスゲでした。しかし、この辺りには霧ヶ峰と言われる山がある如くに、その年は霧が濃く、目の前を走っている車のテールランプも見えませんでした。
「今年は残念ながら花は見れないね。」
 と皆諦めました。
 それでも、折角来たのだからとニッコウキスゲの一番群落がある車山まで行って車から降りました。降りた瞬間でした。どこからともなく突風が吹いたかと思うと、今まで視界を遮っていた霧を一瞬で吹き飛ばしてしまったのです。
 ついさっきまであった霧は何だったのだろう?地平線の向こうまで視界が開けると、いつものように目の前にニッコウキスゲの花がまるで私たちを待っていたかのように迎えてくれました。遥か彼方にある富士山さえ見えました。とても感動しました。劇的過ぎました。
 2、30分ニッコウキスゲの美しさに酔いしれました。今までで一番美しい光景に見えました。十分堪能したので、
「さあ、もう行こう。」
 と言って全員が車に乗り込みました。すると次の瞬間に、再び突風が吹きました。何と今度は霧が戻って来ました。目の前は何も見えなくなりました。不思議なこともあるものです。まるで私たちに、ニッコウキスゲ
「どう?私たち美しかったでしょう!」
 と言っているようでした。

ベランダのミニトマト

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 毎朝ベランダのミニトマトが食卓に乗るようになりました。お弁当の中にも入ります。数個ずつですが、嬉しいことです。
 毎年食べたトマトから種を取っておき、春に撒きます。今年は10本ほどに実が成っています。
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 鈴なりのもあれば、数個しか成っていないのもあります。均質なF1の種ではないので、まちまちです。
 限られたベランダの空間しかないので、ミカンの木の周りに撒いたり、ワイルドストロベリーの鉢に撒いたり、ニラの鉢に撒いたりしています。皆窮屈そうです。
 いつもはペットボトルで水耕栽培をしますが、最初の準備が少し面倒なので、今年は手抜きをして土だけで育てています。その分収穫は減りますが、やむを得ません。
 密集しているせいか、今年初めてうどん粉病になってしまいました。葉に白い斑点があちこちにできました。折角たくさん実が成っているのに、もう駄目なのかと不安になりました。
 ネットで調べ、重曹を水で1000倍に薄めて、霧吹きで毎日かけたら治りました。一安心です。
 背丈ばかり高くて数は少ない中玉トマトも、ようやく食べ頃になってきました。今日初めて食卓に乗りました。
 しばらく、毎日ミニトマトを楽しめるのが嬉しいことです。

ハンモックに揺られる

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 朝から雨が降っていました。こういう日は温泉に限ります。健康ランドに行って来ました。開店と同時に中に入ると、そこは別世界でした。
 久し振りにハンモックに横になって揺られました。ハワイに行った時以来です。ハワイでは海の見える芝生の上で、青空の下でした。今回は残念ながら、目の前には木の壁、頭の上には天井がありました。
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 それでも波の音と軽快なBGMを聞きながら目をつぶると、どこか非日常の空間に行った気分でした。ハンモックに揺られて、心地良い時間を過ごしました。しかし突然の場内アナウンスで、現実に戻ってしまいました。
 露天風呂に行くと、外は雨でした。汗をかきながら雨に濡れるのは気持ちが良いです。
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 サウナに入っていると、突然温泉のスタッフが入って来ました。説明が終わった瞬間、バケツで水を熱い石に向かって掛けました。すると熱いしぶきが部屋中に飛び散りました。
「熱っ」
「熱い」
と驚いた客たちが叫び、一時騒然となりました。私は以前別の温泉で体験していたので知ってはいましたが、不意をつかれて思わず逃げてしまいました。近くにいた客は初めてなのか、
「あー驚いた、やけどするかと思った。」
と呟いていました。
 温泉、サウナ、食事、休憩で心も体もリラックスしました。たまには息抜きが必要です。

梅雨の楽しみ

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 雨で災害に合われた方々にはお見舞い申し上げます。

 私は毎年梅雨を楽しみにしています。梅雨にうってつけの作業があるからです。それは挿し木や接ぎ木です。
 挿し木や接ぎ木をした後は、土が乾いたり、接ぎ木した面が乾くのを防がなければなりません。せっかく挿し木したり接ぎ木した枝が枯れてしまうからです。
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 その意味で、湿度の高い梅雨の期間は丁度良いのです。今年もたくさんの挿し木をしました。ランタナローズマリー、ミントなどです。全部で100本ほどでした。
 ランタナは、一昨年ボランティアで県道花壇に植えたものです。大きくなり過ぎて、歩道まではみ出してきたので、剪定した枝を利用しました。職場に花好きな同僚がいるので、おすそ分けです。
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 ローズマリーは国道沿いに植えたものが無限に増えてしまいました。枝を水に差しておいたらすぐに根がたくさん伸びてきました。
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 ミントは以前庭に植えたら、庭中にはびこってしまったことがありました。とても繁殖力の強い植物です。近所の農園の方に枝を数本分けてもらいました。水に差して根が出たら小さな鉢に植えようと思います。
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 ベランダにミカンの木が一本あります。元々10年近く前に接ぎ木したものです。接ぎ木して数年後に甘い実が数個成りましたが、最近は花が咲いても実は成りません。そこで明日、そのミカンに金柑を接ぎ木する予定です。金柑なら実がなりそうな気がします。
 まだこの期間にしたいことがあります。もう少し梅雨が明けないで欲しいと思います。