神様の愛「風」


 プラットフォームで電車を待っていました。暑いので扇子を広げて扇いでいると、心地良い風が吹いてきました。扇子の風が吹き飛ばされるような強い風です。
 扇ぐ必要もないので扇子を閉じて、自然の風を受けようとしました。すると扇子を閉じた瞬間風が止んでしまいました。
 暑くなったので、再び扇子を開いて扇ごうとしました。開くと同時に涼しい風がまた吹いてきました。扇子をたたみました。同時に風も止みます。そんなことが3度も繰り返しました。
 まるで風に遊ばれている気分です。ふと以前書いた「不思議な霧」を思い出しました。あれも結局は風のいたずらです。

(https://bit.ly/2U3OolO)

 風は気ままに吹きます。時には大きな災害をもたらすこともありますが、風は大切です。暑い日に無風だと耐えられません。
 洗濯物も風が吹くのと吹かないとでは、乾きがだいぶ変わります。
 コスモスが風になびく姿は何とも言えない幸せな気分になります。
 干し柿作りの時は、カビが生えないように、一週間24時間扇風機で風を送ります。
 風にたくさんお世話になっているのに、風に対する感謝が足らないのだと思います。もっと感謝して、心地良い風を送ってもらえるように風に好かれたいと思います。
 風を創造してくださった神様に感謝します。