神様の愛「白菜の花」


 以前白菜について書きました。花を見た記憶がないので、このまま花を咲かせてみようという内容です。
 その花が咲きました。まったく菜の花と同じでした。それもそのはずです。白菜はブロッコリーやキャベツ、カリフラワー、大根などと同じアブラナ科でした。菜の花と似ていて当然です。花だけ見たら、これが白菜とは分かりません。
 次は種ができるまで待つつもりです。そして、また種を撒きます。この白菜の種は百均で買いましたが、わずか6粒しか入っていませんでした。これを10倍以上にしたいと思います。そうは言ってもベランダなので、やはり6個育てるのが限界かなと思います。

 こんな話を聞いたことがあります。昔、海外のある人が他国から綿の種を10粒持ち帰りました。当時綿の種を海外に持ち出すことは禁止されていて、見つかれば死刑でした。その人は筆の竹の中に種を隠して命懸けで持ち出しました。そのうち一粒だけ発芽しました。その一粒が綿の花を咲かせて実を結び、再び種を採取して、その国に広がったそうです。
 その種が日本にも持ち込まれて、今私たちはその恩恵を受けています。時として、たった一粒の種が命と同じくらい重い価値があることを教えてくれます。

 わずか百均で買った種ですが、大切に育てたいと思います。
 種を創造してくださった神様と、三ヶ月以上にわたって美味しい葉をくれた白菜に感謝します。