神様の愛「白菜」


 ベランダ菜園をしています。大根や人参、カリフラワーのように一度の収穫で終わってしまう野菜もあれば、長期に渡って収穫できるものもあります。
 春菊やネギ、ほうれん草、サニーレタス、パセリは長い期間収穫できます。ニラはもう五年以上、冬以外は毎月収穫しています。
 白菜も外側の葉から何度も収穫してきました。去年から収穫しているので、そろそろ終わりかなと思いながら、今朝白菜に水やりをしました。葉っぱの中心をよく見ると、奥のほうに小さな花芽がありました。
 大きな葉はまだ収穫できそうですが、花を咲かせると葉の成長が止まるのではないかと思います。しかし白菜の花を見た記憶がないので、一つだけは、このまま花を咲かせてみようと思います。ついでに種を付けるまで待ってみようと思います。そうしたら、今年も種まきができます。
 植物は無限の可能性を秘めています。一粒の種から芽が出て、花が咲き、再び種ができます。この営みが何万年と続いてきました。これを奇跡と言わずに何と言うでしょうか。
 私にとっては、どんなマジックショーよりも不思議な出来事です。
 白菜にどんな花が咲くか楽しみです。いろいろな野菜を創造してくださった神様に感謝します。