神様の愛「手づくりのおもちゃ」

今週のお題「手づくり」

 今はお金を出せば、いろいろなおもちゃを手に入れることができます。私が子どものころは、ほとんどおもちゃは手づくりでした。
 水鉄砲や猫玉鉄砲をはじめ、ソリやスキー、竹馬、釣り竿、竹とんぼ、ブーメランなどを自分で作りました。船や蒸気機関車も作りました。

 猫玉鉄砲は紙玉鉄砲と同じ構造で細い竹で作ります。猫玉というのはリュウノヒゲの実です。

柔らかい皮と実の中に固い種が入っています。筒に一つ目の実を詰めたあと、もう一つの実を詰めて、別の竹で押し出すと、圧縮された空気の力で、速いスピードで大きな音を立てが飛び出します。空気銃のようなものです。
 おもちゃを作るのは、遊ぶためでもありましたが、作る楽しみも大きかったように思います。
 山に登って、木や竹などの材料を調達するところから始まります。とてもワクワクします。
 ソリやスキーは板と竹を使って作りました。小さなジャンプ台も作ってスキーで飛びました。近所の子どもたちと競争をしたり、毎年工夫をして改良をしました。それが楽しみでした。
 ものづくりは、神様の創造性を相続することに通じるかもしれません。作る楽しみや喜びを与えてくださった神様に感謝します。