神様の愛「豆まき」

今週のお題「マメ」

 今年も、もうすぐ節分が来ます。子どものころは、
「鬼は外、福は内」
 と声を出して、豆まきを毎年必ずしていました。そのときの豆は煎った大豆でした。畳の上に投げた豆を拾って、そのまま食べていました。年の数だけ食べるように言われて、食べた記憶があります。

 自分が親になってからも、毎年していましたが、途中から大豆ではなくて殻付きの落花生になりました。衛生面を考えてのことでした。
 最近は子供も大きくなり、まったくしなくなってしまいました。

「鬼は外」と言いますが、「鬼」は本当にいるようです。「邪気」は「邪鬼」に通じます。「魔が差す」とか「病魔」「邪魔」「色魔」「睡魔」の「魔」も、字の中に「鬼」がいます。
 どうやら鬼は、家の中だけではなく、心や体の中にもいるようです。そして油断をしたり、不摂生をしたり、欲をかくと、鬼が侵入してきたり、暴れ出します。また神様の愛が分からなくなったり、すべてが当たり前と考え感謝の心を忘れさせてしまいます。

「血気(鬼)」「怒気(鬼)」などにも気をつけなければなりません。
「鬼」にやられないように、毎日心の中で豆まきが必要かもしれません。