心の中の鬼

今週のお題「鬼」
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 今日は節分の日です。普段は2月3日ですが、2月2日の節分の日は124年振りだそうです。地球が太陽を回るのがぴったり365日ではない事から、たまにズレるようです。
「鬼は外」と言いますが、「鬼」は本当にいるようです。「邪気」は「邪鬼」に通じます。「魔が差す」とか「病魔」「邪魔」「睡魔」「色魔」の「魔」も、字の中に「鬼」がいます。
 鬼は、家の中だけではなく、心や体の中にもいるようです。油断をしたり、不摂生をしたり、欲を出すと、鬼が侵入して来たり、暴れ出すようです。もしかしたら、元々自分の中に住んでいるのかもしれません。
「血気(鬼)」「怒気(鬼)」などとも言います。「分かっちゃいるけど、止められない。」などと言う時は、心の中の鬼が平常心をなくさせて、自暴自棄(鬼)にして、暴れているのかもしれません。
 鬼は心のすきを見て入って来ます。特に酒やギャンブル、異性問題を通して一瞬の内に入る事があります。いわゆる「飲む、打つ、買う」という行為です。つい昨日も、非常事態宣言中に夜遅くまで飲み歩いた責任を取って辞職したり、離党した与党議員が4人いました。一瞬の鬼の攻撃で、我を忘れて、一生を棒に振る場合もあります。
 鬼に気を付けなければなりません。「鬼」にやられないように、毎日心の中で豆まきが必要かもしれません。「魔」を「滅」するのが、「魔滅」=「豆」かなと思います。