神様の愛「菊」


 最近は晴れが続いています。秋空は、まさしく「天高く」です。空気は少しひんやりしていますが、毎日気持ちの良い朝です。
 富士山も見える日が多くなりました。つい先日まで雪のない富士山でしたが今朝見ると、いつの間にか雪化粧をしていました。やはり、富士山には雪が似合います。とても凛々しく感じます。
 近所の畑の端に、毎年菊の花が咲きます。ちょうど今、ざる菊が満開になりました。
 菊は宿根草です。冬に枯れて、地面の上からは、いったん消えてしまいます。そして春になると、再び芽が出てきます。
 一度植えたら、毎年綺麗な花を咲かせてくれます。
 菊の花を見て、菊の御紋を思い出しました。天皇家の紋章です。不思議なことに、同じ紋章をイスラエルで見たことがあります。エルサレムの旧市街は城壁で覆われています。その壁に八つの門がありますが、一つの門の上に菊の御紋がありました。イスラエル王家の紋章だといいます。しかも天皇家と同じ十六花弁の菊でした。

 菊の花には様々な種類があるのに、なぜ同じ十六花弁なのか不思議です。遠いイスラエルと日本のつながりを感じます。世界は広いようで狭い気がします。
 これからいろいろな種類の菊が順番に咲いていきます。来月は菊祭りもあります。楽しみな季節です。菊を創造してくださった神様に感謝します。