神様の愛「バリアアリー」

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 昨日「奇跡のリンゴ」について書きました。人間も過保護に育てると自分では何もできなくなります。子供も自分のことは自分でできるように育てないと、何でも人に頼る人間になってしまいます。

バリアフリー」ではなく、「バリアアリー」という方針で老人ホームを運営している所があります。普通の老人ホームは施設に段差がありませんが、そこはあえて段差や坂、階段があるので、「バリアアリー」だそうです。 どこにも手すりがあって、段差がない施設だと、高齢者が自ら頑張って、身体を回復させようとする意欲が弱くなってしまうのだそうです。

 更に高齢者と言えば、誰かに何かをしてもらうという立場になり易いですが、その老人ホームのおじいさん、おばあさんは、近所の小学生や園児達にお手玉や折り紙を教えたりするそうです。社会の為に何か少しでも貢献する事が、生きる意欲を与えるそうです。すると認知症が改善していくというのです。

 全国の老人ホームの要介護度改善率が11パーセントであるのに対して、そこは77パーセントという事です。実に7倍です。

 人間も植物も偶然の産物ではなく、神が与えた無限の可能性を持っているのだと思います。それを信じることから始まり、いかに上手に引き出して上げるかが大切だと思います。