種から咲いた桃の花

今週のお題「〇〇からの卒業」
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 桃栗3年と言いますが、10年以上前に食べた桃の種を取り土に埋めてから、今年になって初めて花が咲きました。たった4輪ですが、とても感動しました。とても嬉しい春の訪れです。
 濃いピンク色をしていて、桜の花に似ています。花びらが少し縮んでいます。小筆の先に雄しべの花粉を付けて、雌しべの頭に付けてみました。実が成るかどうか分かりませんが、楽しみが一つ増えました。
 今まで食べた実から種を蒔いて、実がなったのは葡萄、みかん、苺、スイカ、メロン、トマトなどです。柿は花が咲きましたが、実は成りませんでした。未だに花が咲かないのはビワ、アボカドです。りんごの木は途中で枯れてしまいました。キュウイは2、3年で弦が長くなり過ぎて、ベランダがジャングルになり諦めました。
 去年食べたミニトマトの種を蒔き、今6つくらい双葉が出てきました。種からの卒業を迎えたような気がします。ミニトマトは、その年で一番美味しかった実の種を毎年蒔いています。多い年は1つのトマトから取った種で千個以上の実が成った事もあります。
 今、種から収穫を迎えた野菜は春菊、菜っ葉、リーフレタス、ニラなどです。毎日成長を見るのが楽しみです。収穫も嬉しいです。
 小さな種の中に、無限の可能性が込められています。まるで小宇宙です。誰があんなに小さな種の中に、たくさんの情報を書き込んだのか、不思議でたまりません。