相撲と石焼き芋の思い出

今週のお題「いも」
f:id:hiroukamix:20201029052449j:plain 高校の時に柔道部に入っていました。しかし不思議な事に、相撲の大会が近づくと、突然柔道部が相撲部に変身しました。知らずに入ったので最初は驚きました。
 相撲の大会が近づくと、まわしを締めて、四股を踏んで、相撲の練習が始まります。自分は相撲をするような体格ではなく、相撲にはあまり関心がありませんでした。
 ところが相撲もやってみると、大変楽しいものです。先輩からコツを教わると、同じくらいの体格の相手だと中々負けません。相手を投げ飛ばした時は快感です。
f:id:hiroukamix:20201029053311j:plain 私はどちらかというと痩せている方ですが、相手が相撲の経験がないと、どんなに大きな体格でも負けないのです。相撲はコツを知っているのと知らないのとでは天地の差です。
 一度素人の相撲大会がありましたが、10人抜いて、優勝したことがあります。この時ほど相撲をして良かったと思った事はありません。
 夕方相撲の練習が終わると、タイミングが良い事に、毎日焼き芋屋がやって来ました。それを食べて帰るのが、至福の時間でした。熱々の石焼き芋の味が忘れられません。ほっぺたが落ちるような格別の美味しさでした。汗を流して、厳しい練習をした後だったからだと思います。一口食べると、全ての疲れが吹っ飛んでしまいました。石焼き芋を食べる為に、練習を頑張ったような気がします。