今週のお題「わたし○○部でした」
大学のときに私はESSというサークルに入っていました。正式にはEnglish Speaking Societyといいますが、普段は「エッサッサ」と呼んでいました。今までひとりで英会話の勉強をしていましたが、一緒に学ぶ仲間がいるのは嬉しかったです。
授業が終わると、毎日部室に行きました。英会話はもちろんですが、そこで仲間と交流するのは至福の時間でした。青春の大切な1ページとなっています。
夏休みに渓流の岸辺でキャンプをしたことがありました。そのとき夢の中におばあちゃんが出てきて、英語をしゃべっていました。目が覚めてからおかしくなりました。
駅から大学に行く途中に、アメリカ人の宣教師がいるオープンハウスがありました。その宣教師がときどきESSの部室に来て、英会話の相手をしてくれました。
大学の帰りにオープンハウスに寄って、英会話のレッスンを受けることもありました。英語のスピーチ大会があるときは、ここで宣教師からマンツーマンで教えてもらいました。ありえないことが起きました。大学一年のときに、県のスピーチ大会で優勝してしまったのです。あれほど、どもりで対人恐怖症だった私にとって奇跡でした。「拾う神」が、私の唇を通して語っているかのようでした。
当時のメンバーとは誰も再会したことはありませんが、とても懐かしく思い出します。