神様の愛「白梅、紅梅、蝋梅」


 今日は天気が良く、暖かかったので、妻と散歩に行きました。しかし外に出ると風が強く、思ったよりも寒く感じました。

 そんな中、三種類の梅と出会いました。まず最初に出会ったのは白梅でした。道路沿いの畑の隅っこで、風に激しく揺られていました。開いた花も高貴で綺麗ですが、蕾も中々味わいがあります。白梅の花言葉は「気品」です。

 次に川沿いの散歩道で蝋梅に出会いました。土手の高いところに、黄色の花がびっしりとたくさん咲いた木が見えました。少し行くと、二輪だけ咲いた小さな木がありました。本当に蝋で作ったような花びらでした。

 梅はバラ科で蝋梅はロウバイ科なので、全く別の植物のようです。蝋梅の花言葉は「慈しみ」「ゆかしさ」「先導」「先見」です。下を向いて咲いている姿に奥ゆかしさを感じます。

 白梅と蝋梅を見たので、妻が
「紅梅も見たいな」
と言いました。私が
「家のベランダから見えるよ」
と言うと、
「知らなかった。」
と言います。家の近くまで戻って教えると
「こんなそばにあったんだ。」
と驚いていました。

 どちらかと言うと、妻はいつも忙しく歩くので、梅の花も目に映らなかったようです。紅梅の花言葉は「優美」「あでやかさ」です。

 そろそろ冬も終わり、春が来たような陽気になりました。今日は三種類の梅を見て、幸せな気分になりました。神様に感謝します。

教習所の思い出

今週のお題「試験の思い出」
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 私は自分が車を運転するのは、絶対不可能だと思っていました。車に乗って後ろから見ていると、右手でハンドルを握り、左手でギヤを操作し、右足でアクセルを踏み、左足でブレーキを踏みます。左右のサイドミラーを見たり、バックミラーを見ます。

 こんな複雑な動作をするのは自分には絶対無理だ、と思いました。また標識や信号を見ながら、同乗の人達と話もしています。私には、車を運転する人が皆スーパーマンに見えました。

 教習所の門をくぐった時は、清水の舞台から飛び降りるような覚悟でした。実際に運転してみると、やはり難しく感じました。何度も路肩に乗り上げたり、操作ミスをしました。

 筆記試験は何とか一度でパスしました。次は路上検定です。試験は、助手席に乗っている教官がブレーキを踏んだらお仕舞いです。
 私は教習所から公道に出る所で、一時停止をしないで前進しようとして、あっという間にブレーキを踏まれてしまいました。公道に出て、僅か10センチ位でしょうか。あっけなく失敗に終わりました。やっぱり自分は駄目かと、自信喪失と自己嫌悪で一杯になりました。

 気を取り直して、二度目の試験でようやくパスしました。教習所を卒業できた時は天にも昇る気持ちでした。それ以来、自分から一度も事故を起こすことなく、運転しているのが奇跡のようです。

聖徳太子と弥勒菩薩

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 今日2月22日は聖徳太子の没後1400年の記念日です。聖徳太子は、日本のお釈迦様と言われています。仏教を深く信仰し、仏教の本を何冊も書いています。

 聖徳太子と聞くと、思い出すのは中学校の修学旅行です。京都にある太秦広隆寺に行きました。そこで弥勒菩薩像を見学しました。日本の国宝第1号です。これは聖徳太子が渡来人の秦河勝を通して祀らせたと聞きました。

 それ以来、私は弥勒菩薩像が気に入り、絵に書いたり、切り絵の題材しました。弥勒菩薩キリスト教で言うと、再臨のキリストに当たります。

 弥勒菩薩誓願というものを知って、感動した覚えがあります。
「私はこの世と地獄にいる全ての人々を救ってから、最後に救われれば良い。」
というような内容でした。

 聖徳太子の話が弥勒菩薩の話になってしまいましたが、聖徳太子は叔母で女性初の推古天皇の摂政をしました。大国中国と対等に政治をしたり、十七条憲法や官位十二階を制定したことは、あまりにも有名です。

 聖徳太子はスーパー政治家のような人物です。今の世に、聖徳太子のような政治家がいたら、もっと世の中が良くなると思います。ところで旧1万円札の肖像画聖徳太子でした。肖像画が変わってから、少し価値が下がったような気がしてなりません。

自作のソリやスキー

今週のお題「冬のスポーツ」
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 最近は雪が少なくなりましたが、子供の時は冬になると、毎年必ず雪が積もりました。すると、自家製のソリで山道を滑りました。ソリは板と竹で作りました。誰のソリが一番早いか競争したものです。

 スキーも板と竹を使って自分で作りました。山の斜面の畑がスキー場でした。小さなジャンプ台も作って飛びました。わずか1、2メートルのジャンプでしたが、スリルがありました。

 冬のもう一つの楽しみはスケートです。河原の日陰になるところに水を引いて、自然に凍ってリンクができました。初めは転んでばかりでした。段々と滑れるようになると、面白くなりました。 

 時々、山中湖にスケートに行きました。湖が凍り、広い自然のリンクになりました。スケートに疲れたり、飽きると、湖の氷に穴を開けて、ワカサギを釣りました。短い竿で釣り糸を垂らすと、小さなワカサギがたくさん釣れました。七輪でその場で焼いて食べると、最高のご馳走でした。

 一度、湖の氷の割れ目に人が落ちたのを見たことがあります。すぐに助けられたので良かったですが、とても冷たかったと思います。自然のリンクは危険が伴います。その後は毎年富士急ハイランドの広い安全なスケート場で楽しみました。

神様の愛「日本建国の精神」

今週のお題「復活してほしいもの」

 2月11日は「建国記念の日」でした。初代神武天皇が奈良の橿原の地で「八紘一(為)宇」の詔を宣布して、即位した日です。「八紘一宇」と聞くと、戦争の嫌なイメージを持つ人もいるかもしれません。

 数年前に橿原神宮に行きました。そこで「八紘一宇」に対して次のような説明を受けました。
「天地四方八方の果てにいたるまで、この地球上に生存する全ての民族が、あたかも一軒の家に住むように仲良く暮らすこと、つまり世界平和の理想を掲げたものなのです。」

「八紘一宇」とは、とても素晴らしい理念だと思います。こんな理想を日本民族は、建国の精神として持っています。しかし間違った使い方により、ほとんど耳にしなくなったのが残念です。

 表現はともかく、「地球上の全ての人が、一つの家族のように仲良く暮らすこと」は、誰もが願っていることだと思います。そして、その中心は創造主である神様です。

 政治や経済の摩擦、領土をめぐる争い、宗教や思想の違いによる葛藤は、毎日のようにニュースを賑わしています。

 日本の建国の精神が復活して欲しいと思います。愛国心を持って、世界平和を日本から発信し、歴史問題や政治経済を越えて、どんな国とも仲良くなれる関係を築いていくことを願っています。

 日本に素晴らしい建国の精神を与えてくださった神様に感謝します。

耕作放棄地

今週のお題「復活してほしいもの」
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 電車の中から窓の外を見ていると、かなり耕作放棄地が見えます。誰も耕さない畑が草だらけで寂しくしています。雑木が生えて、10年、20年と荒れ放題になってジャングル状態の放棄地も見られます。

 日本中の耕作放棄地を集めると、東京都が2つも入ってしまう程の面積になるそうです。凄い広さです。狭い日本なのに、勿体ない気がします。

 有効利用できる仕組みがあったら良いなと思います。うちはベランダしかないので、猫の額ほどでも畑があったら、どれほど良いかと思っています。

 テレビで、田舎の耕作放棄地を借りて、大規模な農場経営をしている人の話をしていました。田舎は農業の継承者がいないので、耕作放棄地がどんどん増えているようです。広い土地を利用して、太陽光発電に使っている畑もたくさんあるようです。

 お花畑にして、多くの人々の目を楽しませるのも良いと思います。考えるのは簡単ですが、実行するには多くの人の力と時間が必要かもしれません。

 今は時間がありませんが、いつか日本中の耕作放棄地を復活させたいと思っています。野菜や花であふれる日が来るのを楽しみにしています。

種から成長したミカンの木

今週のお題「復活してほしいもの」

 10年以上前のことですが、食べたミカンにたまたま種が入っていました。ベランダの鉢に撒いたところ、たくさん芽が出てきました。

 ミカンは種からだと、実が成るまでに20年以上かかります。そんなに待てないので、数年後に接ぎ木をしました。生まれて初めての接ぎ木でした。残念ながら失敗して、接いだ枝が全て枯れてしまいました。

 翌年また挑戦しました。今度は一つだけ成功しました。接いだ枝から新しい葉が出て来た時の感動は今でも覚えています。生命の波動が伝わってきました。

 数年後に今度は花が数個咲きました。葉の時よりも、数倍感動しました。そして2つ実が成りました。花の時よりも更に感動しました。そのミカンは、今まで食べたどんなミカンよりも美味しい味でした。味が濃くて、少しの酸味と強い甘味がありました。

 翌年は3つ実が成りました。やはり濃くて美味しい味でした。しかし、その次の年からは、毎年花はたくさん咲きますが、実になる前に花が全て落ちてしまいます。

 肥やしは十分上げています。土が固くなったのかと思い、一度柔らかい土に全て入れ替えました。やはり花はたくさん咲きますが、どうしても実が成りません。

 今年こそミカンの木が復活して、もう一度あの美味しいミカンを食べたいと思っています。