Tシャツ②人と動物との信頼関係

今週のお題「お気に入りのTシャツ」
f:id:hiroukamix:20200802060355j:plain これもハワイのお土産のTシャツです。昨日に引き続きハワイの話です。
 ハワイで感動したのは、小鳥だけではありませんでした。私は泳ぎが上手ではありません。しかし、せっかくハワイまで来て海で泳がない訳にはいきません。オアフ島のワイキキビーチで仲間と泳いでいました。ふと海の中を見ると、何と魚が横で一緒に泳いでいたのです。とても驚きました。人間を怖がって逃げない魚など今まで見た事がありませんでした。
 私が知っている魚は、人が近づくと、一瞬で逃げて行きます。子供と近所の小川にメダカをよく取りに行きました。気配をなくして、そーっと近づいたのに、影が水面に映った瞬間に全てのメダカが一目散に逃げて行きました。まるで怪獣が襲って来たような慌ただしさです。魚というのは皆そのように警戒心を持っているものだと思っていました。それなのに、人間を恐れることなく、一緒に泳いでくれるハワイの魚には親しみと癒しを感じました。
 以前テレビで見た動物学者の話を思い出しました。「純粋な愛情で接すれば、野生動物も人間を怖がらない」という話です。信じられないことですが、その学者は野生のライオンの口の中に自分の手を入れていました。(番組の最後に「絶対に真似しないで下さい。」と言っていました。)
 ただし、一度でも人間に襲われたり、罠にかかったことがあるライオンは駄目だそうです。そういうライオンは人間に対して恐怖心や不信感を持っているからだといいます。
 ハワイは長い歴史の中で、人間と動物たちが愛情で結ばれてきたところではないかと思いました。人間が動物に対して、畏怖や慈愛の心を持って信頼関係を築いてきたに違いないと思います。