神様の愛「納豆」粘り

今週のお題「納豆」

 納豆の大きな特徴は、あの粘りだと思います。もちろん匂いも独特ですが、今回は粘りについて触れてみたいと思います。
 納豆の粘りは、旨み成分のグルタミン酸と、果糖のフラクトースだそうです。混ぜると旨み成分が増えて美味しくなるようです。ただ、混ぜるのも四百回が限界で、それ以上は混ぜても効果がないようです。
 私は高速回転で毎朝百回以上かき混ぜます。一分もかかりません。全体が白っぽくなるのが好きです。しかしタレによっては、粘りがあまり出ないものがあります。大根おろしや玉子が入ったタレは出にくくなります。
 モロヘイヤやオクラを加えると、さらに粘りが増します。最強の粘りです。特にモロヘイヤは栄養価が高く、抗酸化作用や老化の原因となる活性酸素から身体を守る作用があります。
 納豆をたくさん食べると粘り強くなる、という話を聞いたことがありますが、それは当たっていないようです。私は毎日食べていますが、どちらかと言えば飽きっぽい性格です。趣味が十以上ありますが、一つのめり込んでは、次々と別のものに関心が移ってしまいます。
 しかし、飽きずに納豆を食べ続けているのは、少しは粘り強くなったのかもしれません。