神様の愛「コンポスト」

お題「人生で一番ハマったもの」

 上のお題で出します。私が人生で一番ハマったものはベランダ菜園です。最初は花がほとんどでしたが、野菜の値上がりもあり、実益を兼ねて最近は野菜が中心になりました。
 プランターが増えるに従って、土もたくさん必要になります。そこでコンポストを始めました。
 プランターを利用して、コンポストを作りました。毎日生ゴミを入れては土をかぶせて、かき混ぜます。
 生ゴミの中には野菜の皮や種が入っています。スイカの皮や種を入れたときは、スイカの芽がたくさん出てきました。
 ジャガイモの皮を入れたときは、ジャガイモの芽が出てきました。それを別のプランターに植えてみたところ、ジャガイモが育ってきました。まだ掘ってはいませんが、数センチの芋が幾つか顔を出してきたので、土をかぶせてあげました。
 カボチャの種からもたくさん芽が出てきました。やはり別のプランターに三つほど移植しました。今は三つカボチャの実がついています。これから大きくなるのか分かりませんが、少し楽しみです。
 堆肥を作ろうとして、予期せぬ展開ですが、コンポストの副産物に楽しみが増えました。
 コンポストで作った堆肥で育てているのは大根、水菜、白菜、ネギ、玉ネギ、人参、ニンニク、リーフレタス、ブロッコリー、そしてカボチャとジャガイモです。
 最初に種蒔きした水菜と白菜を収穫して食べました。みずみずしくて美味しかったので、とても満足でした。
 ベランダに一寸の隙間もなく、ところ狭しとプランターが並んでいます。妻は喜ぶかと思いましたが、洗濯物を干す場所がなくなると苦情がきました。
 土から育った野菜が堆肥となり、再び土に戻る仕組みに神様の愛を感じました。