雪深い街 上越

今週のお題「好きな街」

 上越地方は雪が深く、一度雪が降ると春が来るまで解けません。私がいたときは、1メートル位の積雪でしたが、昔は2階から出入りしたと聞きました。ここは日本のスキー発祥の地です。
 直江津に住んでいて、高田に職場がありました。直江津の海や水族館によく行きました。高田の街もよく歩きました。
 直江津や高田は雪の重みで家が潰れないように、街中の家は隣同士壁がくっついています。また隣同士の屋根がつながり、通路まで張り出して、雪が降っても歩けるトンネルのような道があります。これは雁木と言われます。家と同じように、人と人も隣どうし仲がいいです。

 上越にいたときは、毎日のように春日山に登りました。そこから日本海を見下ろす景色が最高です。
 春日山の頂上に、上杉謙信のいた城がありました。私の地元山梨には武田信玄がいましたが、二人は川中島の合戦をした敵同士です。しかし、合戦の最中にもかかわらず、謙信が信玄に塩を贈った話は有名です。そんな器の大きい謙信が私は好きです。

 山の中腹には関東管領であった上杉謙信が関東に向かって立っている銅像があります。いまでも、関東を見守っているのだと思います。

 高田城址公園の桜と堀のハスがとても綺麗で、癒されました。どちらも見事でした。花だけではなく、今は立派な高田城の三重櫓が建ったと聞きました。それからは、まだ一度も行ったことがありません。一度また訪ねてみたいと思います。