神様の愛「太陽」

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 イソップ物語に「太陽と北風」の話があります。誰でも知っているように、旅人のマントを北風が力ずくで脱がせようとしますが、旅人は益々マントの襟を堅く絞めます。太陽が照ると、旅人はマントを脱ぎます。太陽は愛を象徴します。愛は固く閉ざした人の心も開かせてしまう例えです。

 太陽は生きとし生けるもの全てにとって、なくてはならない存在です。昔から人間は、太陽を神のように崇めてきました。ギリシャ神話でも、太陽神ゼウスは神々の頂点に立つ全知全能の最高神と言われています。

 日本には天照大神という神様がいます。国旗も日の丸です。太陽が主役です。日本の男の子は「日子」、即ち「彦」です。女の子は「日女」即ち「姫」です。日本人は皆太陽の子なのです。

 太陽が存在しない世界は考えられません。光も熱もない世界に人間は生きられません。生物は皆死に絶えてしまいます。また不思議なことは、地球がもう少し太陽に近いと、地球は人間が住めない灼熱の星になっていたようです。また地球がもう少し太陽から遠いと氷の星になっていたようです。地球と太陽は絶妙な距離にあるようです。偶然とは思えません。太陽は神様の愛の中で、人類にプレゼントされた最も偉大なものの一つだと思います。