神様の愛「水仙」

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 朝駅に行く途中、先月から咲き出した水仙の花の写真を撮りました(上の写真)。冬本番の寒さですが、お構いなしのようです。それとも水仙は寒いのが好きなのでしょうか。私自身は寒さが大の苦手なので、尊敬に値します。

 水仙花言葉は「尊敬、神秘、うぬぼれ、自己愛」。ギリシャ神話によると、森のニンフのエーコーが美少年ナルキッソスに恋をしたが相手にしてもらえず、痩せ衰え声だけの存在の山彦になります。呪いでナルキッソスは水面に映る自分の姿に恋をして、やがて死んでしまいます。ナルキッソスの体は水辺でうつむきがちに咲く水仙に変わった、といいます。

 いまだに山彦エコーの呪いは解けていないのか気になるところですが、私が見た水仙も確かに下をうつむいていました。
 水仙は寒さの中で先駆けて咲き始める花です。自己の存在を一番にアピールしているとのころが、ナルキッソスの「うぬぼれ」の名残かなと思ってしまいます。
 しかし下をうつむいているのは、本当は恥ずかしがり屋なのかもしれないと思いました。

 水仙には神秘や尊敬という花言葉もあるように、寒さの中で先駆けて、たくましく優雅に咲く姿は神秘でもあり、尊敬に値します。花が少ない冬に私たちの目を楽しませてくれます。神様が私たちに忍耐と希望を与えて下さっているような気がします。今日も神様の愛に感謝したいと思います。