神様の愛「富士山」

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 新年おめでとうございます。上の写真は今朝の高尾山からの富士山です。初詣に行った知人から送られてきました。
 初夢で縁起が良いのは「一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)」と言われています。富士は「無事」、鷹は「高い」、茄子は「成す」という言葉にかけられているとも言います。
 富士山は日本一高いだけでも凄いのに、とても美しい山です。特に雪を被った富士山は格別です。

 湖に映る逆さ富士、朝焼けに染まった赤富士、雪のない夏に青く見える青富士、雲などに映る影富士、雲の上に浮いたように見える浮き富士、太陽が美しい光を放つダイヤモンド富士、頂上に満月が掛かるパール富士、夕焼けを背景に浮かび上がったシルエット富士など色々な表情を見せてくれます。
 海や山、雲、太陽、湖、紅葉、五重塔など様々な物とのコラボレーションも素晴らしいです。

 また蝦夷富士、津軽富士、薩摩富士などの郷土富士は全都道府県にあるようです。富士山は日本全国で愛されています。 
 海外から帰った人が、飛行機の窓から富士山が見えると涙が流れたという話を良く聞きます。
 初めて見て一目惚れをして、何度も見に来たり、登りに来る人も多勢います。
 富士山からパワーをもらっているのだと思います。何か地球のエネルギーを凝縮した力が富士山から出ているような気がします。一種のオーラみたいなものです。

 富士山信仰があるように、多くの人々は富士山を特別なものとして崇めています。わざわざ土を盛ってミニチュアの富士山を造って登ったりもします。所沢にいる時に荒幡富士というのがありました。人工的に土を盛った12mくらいの山です。簡単には富士山に行けない村人が富士山を慕って造ったのだと思います。富士山はただ高いだけではなく、何かしら人に生きる力や希望を与えているのだと思います。

 富士山は、神様が愛をもって私たちに喜びや希望を与えるために創造して下さった、一つの芸術傑作だと思います。