散々だったスピーチ大会

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 今日ハングル教室のスピーチ大会がありました。全国大会の予選です。60の手習いで学び始めて2年近くになります。今までは紙上の勉強ばかりでしたが、初めてのスピーチの機会でした。
 文章を作成して、先生に添削してもらいました。何度も文章を練り直していて、結局文章が完成したのは大会の前日です。その文章を先生が読んで、録音をしてくれました。その録音を聞いたのは、大会当日の朝です。
 朝何度も録音を聞いて発音を確認して準備しました。文章を追いながら先生が録音してくれた声を聞いていると、自分もスラスラ読める気がしてきました。
 しかし発表の5分前になって、大切なことに気がつきました。まだ一度も声を出して練習していなかった、と。
 スピーチ大会なのに、一度も声を出して練習していないなど、有り得ないことです。それでも何となくできるのではと、淡い期待を寄せていました。
 私の番が回ってきて、始めた途端に期待は木っ端微塵に吹き飛んでしまいました。つっかえ、つっかえで目も当てられません。スラスラ読めると思ったのは幻想でした。
 考えれば、普段テキストや練習帳とは良く向き合っていましたが、声を出すことは滅多にありませんでした。
 また一からやり直すことにしました。一週間経つと、学んだ単語をほとんど忘れてしまいます。無謀な挑戦のようにも感じますが、やりかけた限り、もう少し挑戦してみようと思います。