お年玉を貰う側から上げる側

今週のお題「大人になったなと感じるとき」
f:id:hiroukamix:20210110082026j:plain 子供の頃に正月が来ると、お年玉を貰いました。父方の姉弟も母方の弟妹も多く、家にお祖母ちゃんがいたので、毎年正月には大勢の人がやって来ました。ですから、お年玉も沢山貰いました。貰うと親に預けるのですが、何故かそれを自分で使った記憶はありません。
 必要な物は全て買って貰っていたので、あえて預けたお金を貰う必要がなかったのかもしれません。それでもやはり、お年玉を貰うのは嬉しい事です。
 いざ自分が今度は、お年玉を上げる立場になった時に、大人の仲間入りをしたような気がしました。
 子供を育てたり、何かを上げる立場に自分がなって、初めて親からして貰ったり、受けた事への有り難みをより強く感じるようになったと思います。親から自分がして貰っている時は、それが普通で何の感謝もしなかったと思います。
 家の子供の場合は、貰ったお年玉は自分で管理して、自分で使うようにさせました。小さい時はプラモデルやゲームなどを良く買っていました。結局プラモデルは私が手伝う事になり、ゲームも一緒に遊ぶので、私の方が子供よりも楽しんでいたかもしれません。
 大きくなってからは、何に使っているか分からない物もありますが、お金の使い方を勉強すれば良いと思っています。
 最近は、子供たちも皆働くようになり、お年玉を上げる事も少なくなりました。お年玉の縁は年賀状くらいなものです。