子供の情操教育にお勧めのマンガ「ポリアンナ」の「良かった探し」

f:id:hiroukamix:20201016053235j:plain 子供が小さい時に「ポリアンナ」というテレビマンガをやっていました。子供と一緒に見ていましたが、こちらまで引き込まれてしまいました。少女が主人公ではありましたが、男の子でも大人でも楽しく見られるマンガです。
 ポリアンナの父は牧師でした。幼くして両親を亡くしたポリアンナは叔母に預けられます。孤独で寂しいはずですが、ポリアンナはいつも「良いこと探し」で忙くしています。
 友達が悲しんだり苦しんだりしていると、「良いこと探し」のゲームをして喜びに変えてしまいます。
 大人たちが
「辛い、悲しい、寂しい、苦しい」
 と言っていると、ポリアンナは行って慰めた後、
「おじさん、おばさん、こんな嬉しいこともあるよ、こんな楽しいこともあるよ、こんな良いことがあるよ。『良いこと探し』をしよう。 」
 と言って励まして上げます。街中の人々から煙たがられている、いつも難しい顔をしたある紳士が、「馬鹿馬鹿しい。」と言って、ポリアンナを相手にせず、否定し無視し続けました。それでもポリアンナは諦めずに「良いこと探し」を勧めます。最後にはその紳士もポリアンナの前に脱帽し、笑顔を取り戻して明るい人生に変わります。
 ポリアンナの「良いこと探し」の背後にあったのは、牧師であった父の遺言でした。「神は絶対に裏切らない。」という神の愛に対する絶対的な確信でした。
 いつもしかめっ面をしている知人がいたのでポリアンナの話をしたら、TSUTAYAにDVDがあったので、借りて見たと言います。それから間もなくして少し顔が明るくなりました。ポリアンナ効果が出て来たみたいです。子供だけではなく大人の情操教育にも「良かった探し」は効き目があるようです。YouTubeでも見ることができるようです。