今週のお題「読書感想文」
普通のリンゴの木の根は数メートルですが、木村秋則さんの栽培したリンゴは根が20メートルくらい伸びているそうです。肥料を上げないので、木の根が自分で栄養を探しに行くそうです。だから普通の数倍根が伸びます。
台風で多くのリンゴ農家が壊滅的な被害を受けた時がありました。根が浅くしか張っていない木は倒れてしまいます。リンゴの実も落ちてしまいました。
しかし、木村さんのリンゴの木は揺るぎもしなかったそうです。実も8割が落ちなかったそうです。
また葉が病気になると、木自体の中に、病気に打ち勝ち対処する力があるのだそうです。病気の部分だけ葉に穴が空いて治るそうです。そして穴と同じ大きさの葉が横に生えてくるといいます。
人間が安易に農薬を散布したり、肥料を上げるので、木が本来持っている自然の抵抗力が失われたり、根を張らなくなってしまうそうです。
過保護に育てているせいで、木はどんどん弱くなり、農薬や肥料の助けなしには生きられなくなってしまっていたのです。凄い発見だと思います。
これは人間にも言える事だと思いました。
続く