夏の歌④「The Water is Wide(広い河の岸辺)」

今週のお題「夏うた」
f:id:hiroukamix:20200811051727j:plain 大勢の人々が山頂にいました。目的は皆ご来光だと思います。その一群に外国人のグループがいました。英語の勉強と称して話しかけてみました。意気投合して一緒に英語の歌を歌いました。富士山が結んでくれた縁でした。
 その歌がスコットランド民謡の「The Water is Wide(広い河の岸辺)です。私は見ませんでしたが、NHKの朝ドラでスコットランドのウィスキーの話があったそうですが、そのドラマでも流れたそうです。とてもゆったりとした心にしみる歌です。
f:id:hiroukamix:20200811051751j:plain 赤く染まった雲の中から、ようやく太陽が出てきました。思わず手を合わせました。富士山頂から見る日の出は格別でした。何という美しさでしょう。苦労して登って来た甲斐がありました。
 やはり富士山は日本一の山でした。遠くから見る富士も、富士から見る眺めも最高だと思いました。
 星空に引き続き、ご来光も瞼に焼き付けて、名残を惜しみながら、山頂に別れを告げて下山しました。
f:id:hiroukamix:20200811052404j:plain 下りは、砂走りという斜面を駆け下りました。一歩足を踏み出すたびに、10メートルくらい砂と一緒にザーッと下りて行きました。まるで砂の上でスケートをしているようでした。とても快適なステップでした。記憶が正しければ、1時間もかからず、五合目まで下りてきたような気がします。
 その後一度も富士山には登っていません。2度登るバカにはならなかったようです。