今週のお題「オンライン」
ライブカメラというのがある。遠い地域の桜の開花状況や秋には遠くの山の紅葉がリアルタイムで見ることができる。どこかの美しい星空をリアルタイムで見ることもできる。まるでドラえもんの「どこでもドア」のようだ。タイムマシンではなく、瞬間移動を可能にしてくれるスペースマシンとも言える。
カメラさえ設置すれば、どこの様子も知ることができる。音声も伝わってくる。
最近は、子供が休校で家にいる場合が多いが、仕事を休めないお母さんなどが、このカメラを使って子供たちの様子を見守っている。突然カメラからお母さんの声がして、子供が驚くこともある。老いた親を遠くで見守る孝行息子・娘もいる。ペットを遠くから見守っている人もいる。
去年の台風で、川が決壊したところは、カメラを設置して監視を強化しようとしている。
インターネットは、空間を超越して人と人、人と自然や物を繋いでくれる。
「壁に耳あり、障子に目あり。」という。知らない所で誰かに監視されるのは嫌だが、「見守る目」は必要だと思う。
行きたくても中々行けない場所の美しい景色や星空を、家に居ながらにして見ることができるのは嬉しいことだ。さあ、今日はどこの桜を見に行こうか。