心と体の健康⑤ビタミン愛

今週のお題「元気の秘訣」
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 心にとって一番必要な栄養はビタミン愛だ。しかし、一番欠乏し易いのもビタミン愛のようだ。
 愛を摂取するのに、大切なのはスキンシップと言われる。去年の九月十二日のブログにも触れた。犯罪を犯した少年を調べると、そうでない少年と比べて幼い時のスキンシップが少ないというデータがある。
 認知症も、赤ちゃんの時に十分なスキンシップをしてもらえないと、愛情に対する心残りを解く為に、赤ちゃん返りすることが一つの原因とみられる。
 次に大切なのは、愛情の込められた食事を毎日食べること。作った食事は体が食べるが、食事に込められた愛情を心が食べる。愛情のない食事ばかりを毎日食べていると、ビタミン愛欠乏症になる。
 恨みや怒りを感じながら食事を作ると、食べた人の心はビタミン恨みやビタミン怒りを食べることになる。心が健全に育つはずがない。
 三番目に大切なことは、愛情が込められた言葉に沢山触れること。人は言葉によって元気になったり、落ち込んだりする。
 子供は親から否定、命令、禁止の言葉を受け易い。否定ばかりされると、マイナス発想の子になり易い。命令ばかりされると、主体性のない子になり易い。禁止ばかりされると、創造性のない子になり易い。
 愛情と信頼と希望に満ちた言葉に触れることが心を健康にしてくれる。周りにそのような言葉をかけてくれる人がいない時は、自分の心を元気にしてくれる言葉が書かれた本や書物に触れると良いと思う。

続く